きょうの沖タイ、一面トップの大見出しで、「江戸の仇(東京書籍)を長崎(育鵬社)で打った」つもり・・・らしい。
だが、八重山教科書問題で石垣市教委が採択した育鵬社版教科書は合法であり、沖タイが支援した竹富町教委が採択した東京書籍版教科書が、違法採択であった。
残念!
7月15日(日) 紙面
きょう(15日)の沖タイ一面トップは、これ。
育鵬社関連団体に「公費」
教育再生首長会議を経由
石垣・宮古島市長ら参加
保守系教科書支援か
■社会面トップ
公費使途 深まる疑念
首長会議委託金 石垣・宮古島市長
「認識なかった」
県外で公開請求の動き
公費で「援助」不公正
【識者談話】
高嶋伸欣 琉大名誉教授
沖タイお得意の針小棒大な印象操作記事である。
というより、八重山教科書問題の発狂記事を徹底的に粉砕された恨みつらみの偏向報道といっても良い。
先ず八重山教科書問題の舞台となった石垣市や宮古島市が、沖タイらサヨク学者がいちゃもんをつけた(適法に採択された)育鵬社版教科書の発行元の育鵬社に1千2百万円もの公費をつぎ込んだ・・・という印象の記事だ。
だが、実際は事実ではない。
中山石垣市長は首長ら131人のメンバーで構成する市町村長有志でつくる教育再生首長会議(会員131人)の1人に過ぎず、市長らが首長会議の事務を日本教育再生機構を委託した。
その再生機構の役員には育鵬社教科書の執筆・編集関係者が複数含まれていた。
つまり、結果的に石垣市が納めた教育再生会議の年会費8万円が事務委託を受けた再生機構の人件費・事務費に使われたということで、直接育鵬社に公費が流れたわけではない。
沖タイの針小棒大な発狂見出しで一番驚いたのは石垣市と宮古島の両市長だろう。
中山石垣市長
「首長会議の中でどの教科書がいいといった話しをすることは無く、問題ないと考えている」
宮古島下地市長
「多様な教科書があっていいという趣旨に賛同して首長会議に入っている」
育鵬社支援団体に自治体の公費 1千2百万円、教育再生首長会議を経由
保守系の市町村長有志でつくる教育再生首長会議(会員131人)が、育鵬社の教科書の採択拡大を目指す日本教育再生機構に事務局を委託し、その費用として2014~17年度に計約1220万円を支払っていたことが14日、沖縄タイムスの調べで分かった。石垣と宮古島の両市を含め、九州で首長が同会議に参加している全自治体は公費で会費などを納めていることも判明。公費を財源とする首長会議の資金の大半が、結果的に特定の保守系教科書の支援団体に流れている形で、公費支出の妥当性が問われそうだ。(社会部・鈴木実)
本紙が関連自治体への情報公開請求や取材で資料を入手した。
首長会議は、安倍政権の掲げる「教育再生」に連動し、保守系首長が中心となって14年に結成した任意団体。毎年、総会や勉強会を開いており、再生機構が事実上、その事務局を担っている。
15年度総会では、再生機構への事務局委託金を年120万円から360万円に引き上げることを決定。その後、実際に340万~400万円を毎年支払っていた。首長会議の年間収入の7割程度に相当する額で、再生機構のスタッフの人件費や交通費、事務所維持費などに充てられている。
再生機構は「新しい歴史教科書をつくる会」の分裂でできた団体の一つで、06年に発足。役員には育鵬社教科書の執筆・編集関係者が複数含まれる。同教科書の採択拡大を活動の柱に位置付け、会報などで呼び掛けている。理事長は、安倍晋三首相の政策ブレーンとして知られる八木秀次・麗澤大学教授。
九州で首長会議に参加している7県21首長の自治体に本紙が情報公開請求などで照会したところ、全ての自治体が年会費や勉強会参加費などを公費で支払っていた。
沖縄大学の仲地博学長(行政法)は「特定の教科書と密接な関係にある団体を支援するため、首長会議がいわばトンネル団体のような形で使われていると疑われかねない。委託先や委託金額が適切なのか、市民目線での検証が必要だ」と指摘した。
一方、首長会議の事務局は「再生機構に委託金を支払ってはいるが、特定の教科書を支援しているわけではない。本年度から委託そのものをやめることも検討している」と話した。
☆
八重山教科書問題でコテンパンに粉砕された沖タイは、今年の1月、文科省元事務次官の前川助平氏のコメントを一面トップに掲載。
リベンジしたつもり。
だが、その後続報が絶えて久しいのは何故だろう。(爆)
⇒沖タイ遺書に反論する!八重山教科書問題、前川次官の寝言2018-01-06
沖縄タイムスに勧告する!
沖タイが針小棒大に取り上げた石垣市長らの「公費流用」は、法的に何の問題もない。 ヤクザまがいの言いがかりである。
それより、八重山教科書問題で、沖タイが合法として支援した竹富教委の「東京書籍」版教科書採択の方がルール破りの違法行為である。
これは明白な事実である。
そうそう、前川助平氏の反論続報は、どこへ消えたのでしょう。
あっ!
こんなところで寝言を・・・・
前川喜平氏、この状況下でも都内講演で『モリカケ』…文科省の裏口入学問題まったく触れず身内擁護 → 八幡和郎氏「支離滅裂だ」
2018-07-13
前川前文科次官、都内で講演 文科省の裏口入学問題まったく触れず“身内擁護” 八幡和郎氏「支離滅裂だ」
▼記事によると…
・前川喜平前文科事務次官が11日、東京・内幸町のプレスセンターで講演した。持ち時間の多くで「モリカケ」問題を取り上げ、「政治主導」「一強」とされる安倍晋三政権を批判した。文科省の局長が子供を裏口入学させたとして受託収賄容疑で逮捕されるなか、なぜか事件には触れずに文科省を持ち上げ、経産省などを批判した。
・注目の講演は、西日本新聞社主催の勉強会「二水会」で行われた。政治と官僚の関係が主なテーマで、約1時間20分の持ち時間の多くを、「モリカケ」問題に費やした。
そのうえで、前川氏は「一連の経緯は行政の私物化」「役人を堕落させたのは政治が悪いから」「官邸に権力が集中している」といい、自民党議員についても「小選挙区制で党中枢が認めなければ、公認がもらえない。候補者はすべて安倍さんに従うしかない」などと批判した。
・元通産官僚で評論家の八幡和郎氏は「支離滅裂だ」といい、続けた。
2018.7.12
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180712/soc1807120014-n1.html
前川喜平 プロフィール
前川 喜平(まえかわ きへい、1955年1月13日 - )は、日本の文部官僚。 文部科学省大臣官房総括審議官、文部科学省官房長、文部科学省初等中等教育局局長、文部科学省文部科学審議官、文部科学省事務次官などを歴任。
生年月日: 1955年1月13日 (63歳)
前川喜平 - Wikipedia
八幡和郎 プロフィール
八幡 和郎は、日本の元官僚、評論家。徳島文理大学教授とコーポレートガバナンス協会理事を務める。
生年月日: 1951年9月24日 (年齢 66歳)
八幡和郎 - Wikipedia
▼ネット上のコメント
・まだやんのかよ
・この八幡って人はしっかりしてる
・こいつほんま狂ってるわ。モリカケに親でも殺されたんか?
・前川は守りに入った瞬間にやられるから攻め続けるしかない。
・息子二人居るんだっけ? 真っ当な受験したのかな?
・貧困調査は継続中?
・裏口入学の責任者
・森友加計は徹底的にやらんといかんよ。法治国家として公務員による公文書書き換えや有力者によるネポティズムを放置する訳にはいかん
・コイツといい裏口入学といい文科省は一度解体しろよ
・誰が講演させてるのだろう? その金は? いろいろ怪しいおっさんだわ
・天下りして銭と時間手に入れて貧困調査三昧・・の夢砕かれたから、仕返ししたくもなるかw