狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

『沖縄「集団自決」の大ウソ』好評発売中、日本保守党の立ち上げに思う

2023-09-24 12:27:36 | 政治

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日本保守党の立ち上げに思う

ユニバーサル福音教会牧師 吉田 宏

ユニバーサル福音教会牧師 吉田 宏

 

 9月15日、作家で保守論客の百田(ひゃくた)尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた「日本保守党」の公式X(旧ツイッター)アカウントのフォロワー数が、他政党はおろか、自民党のXフォロワー(約25万1700)をも抜いて国内政党で1位となった。無論、Xフォロワーだけでは実力を判断できないが、アカウント開設からわずか15日での快挙は、他陣営にとって脅威であることは確かであり、10月17日には正式結党の集会を予定しているという。

 百田氏は、日本保守党を立ち上げるに際して、特に自民党国会議員や自民党支持者から、批判・中傷・罵倒・揶揄(やゆ)に晒(さら)されていると告白した。「わざわざ保守を割るようなことをするな、野党を利するだけだ」といった罵倒だ。しかし百田氏は、今や自民党は完全にリベラルに変質し、もはや保守政党とは言えないとし、自民党を内側から変えることは不可能だと明言した。完全にリベラル化した自民党への激しい怒りである。

 そもそも百田氏が新党を立ち上げる直接の引き金になったのは、6月16日、政府・自民党がLGBT理解増進法を強行可決・成立させたことだった。LGBTに特化させた世界でも類例のないこの法律が、果たして今の日本に必要なのか、この法律は日本の精神風土に馴染(なじ)まないばかりか、国家の屋台骨まで破壊することになるのではないか、といった危機意識である。筆者も宗教人として、LGBT法は同性愛といった倫理的にも宗教的にも否定されるべき性愛にお墨付きを与え、国民道徳の崩壊につながるのではないかと懸念している。聖書に、「男色する者は神の国を相続しない」(コリント人への第一の手紙6章9節)とあり、硫黄と火で滅亡したソドム・ゴモラ(創世記19章25節)は、同性愛への神の怒りであったことが確認されている。

 折しもマスコミを賑(にぎ)わしているジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏の性加害は、まさに同性愛、しかも同性の少年らに強要したおぞましい児童虐待で、LGBT法に警鐘を鳴らす象徴的な事件である。ジャニー喜多川氏は半世紀以上にわたって、数百人の青少年にこの異常な性愛を強要したという。しかもこれらのことがマスコミで報道されなかったことで性加害による被害者が拡大し、日本社会に衝撃を与えている。

 さて岸田文雄首相は9月13日、内閣改造と自民党役員人事を行ったが、内閣支持率は上向くどころか、むしろ下落した。毎日新聞の世論調査によると、岸田内閣の支持率は25%で1ポイント減、逆に不支持率は68%に及んだ。これは岸田政権の反宗教的政策の結果であり、『日本国紀』を書いた百田氏は、ジャニー喜多川氏に象徴される国民道徳の衰退に歯止めをかけるとともに、日本をど真ん中にした真の保守の結集を図りたいという。

 「健全野党なくして健全与党なし」と言われるが、日本保守党には、英米に見るような安定した二大政党制の一角を担い得る政党に育ってもらいたい。早晩、憲法改正や安全保障、中国や北朝鮮とどう向き合うかといった具体的な基本政策が発表されると思われるが、今までいろいろな新党が結成され、やがて消えていったことを考えれば、日本保守党の船出はそう簡単な航海ではない。しかし、それを克服して、文字通り健全野党になり得る政党に育てば、これは日本を救う大事業になる。ともかく日本保守党には、沈滞した岸田政権に一石を投じ、日本の社会を活性化する起爆剤となってほしい。

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1 コメント

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それで (KOBA)
2023-09-24 14:03:45
 何時になったら党綱領を発表するの?普通は事前に用意しておくものだけど、それが無い時点で本気度を疑いたくなるのは当然。
 ましてや便所文春のでっち上げた木原スキャンダルを盲信して岸田叩きに利用する輩の立ち上げた組織なんて信用できない。
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