「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

タイムリミット・午前6時

2010-12-12 17:39:18 | ファミ劇日誌
『♯709  タイムリミット・午前6時』
主演:神田正輝(西條昭)
出演:渡哲也(橘兵庫)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)西山浩司(太宰準)又野誠治(澤村誠)石原良純(水木悠)カー・スタント マエダ・オートクラブ 海藤幸広
遠藤征慈(岡崎俊彦)北条清嗣(岡崎潔)高品剛(前川)草刈滉一(暴走族)松山鷹志(暴走族)吉中六(岡崎の仲間)山田哲平(高橋ケンイチ)二家本辰己(岡崎の仲間)藤原益二 大久保敏子 川口節子 門脇三郎(医師)

プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:柏原寛司
撮影:稲垣久夫 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:大久保直実 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:原雄次郎
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 
監督:高瀬昌弘
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)


ドックが又一人で渋い顔にネクタイ・・・
逮捕されてしまった弟を釈放させるために兄が子供を誘拐。
と云う手はよくあるのですが、今回はその弟が釈放直後に「自爆」してしまうので、いつの間にか復讐劇になり・・・。
ケンイチを拉致されているジープを追うドックは単独でいつの間にやら高原の中。
何とかアジトを見つけるものの、当初手配していは犯人グループより2人も多い5人相手に原野の中での攻防戦。

いつも楽観的なドックですが、多分唯一「死」を覚悟した事件かもしれません。
「死闘」に関しては「殺されてたまるか!」という気合が相当でしたが、今回「俺は死にます」なんて弱気を吐いていますし、あれだけ怖い思いをすれば弱気にもなるかと・・・。

原野の攻防戦、
端から右手に被弾して左手で敵を倒していくドック。
これを観て「ゴリ、勝負一発!」を想い出した方は相当ゴリ通?
多分、あの事件が教訓になったんでしょうね。
しかし、ジープを奪い取ったものの左手の負傷が効いてなかなかジープを制御できないのはリアルです。
パワステなんて無いですからね・・・あれは痛いですし、相当力が要ります。

今回のドックはシリアスに徹するのではなく、ケンイチとの絡みではドックらしさがちゃんと発揮されていますし、
ケンイチ自体も6歳とは思えない落ち着きと気遣いに目を引くものがあります。
良い親御さんに育てられたんでしょうね・・・描かれていませんが、高橋家でもそれほどストイックに騒いでいるわけではなく、警察に任せているようです・・・でも、自分たちは全く関係の無いところの誘拐ですから、いつもならあんなことでは済まないはずですが。

それにしてもあの「岡崎軍団」は凄いメンツ。
岡崎兄の遠藤氏、岡崎弟の北条氏に、高品氏・吉中氏・二家本氏などと悪役の見本市?
それに岡崎兄はオートマグ所有だし(^_^;)
でも、やっぱり改造拳銃でしょう・・・・。

=今回の一係=

ドックの独壇場なので、各メンバーの活躍は抑え気味ですが、
DJ、沼津でのコンビニ逮捕劇で、頭に段ボールが落ちてきたのはネタ?

警部、まるで黒岩&大門のように病室のドックにウイスキーの差し入れ。

=ゲスト=

ケンイチの山田氏は『誇りの報酬』の萩原の息子役などで当時活躍なさっていました。
暴走族の一人、松山さんは今ではメジャーな俳優さんになられましたね。

=クルマネタ=

本作以後、なにかにつけ「スカイライン(ジャパン)」登場。
実は当時、「渡さんが出てるから故意に」なんて思ったものです。

=BGM=

ジプシーのテーマ(バリエーション)やボンのテーマ(レコードバージョン)の使用。
特にボンのテーマのDJとのベストマッチングに「をを!」と思いました。

=ロケ地=

新宿中央公園
新宿副都心、角筈橋付近
御殿場(?)
「沼津市」はどうやら世田谷のようです(^_^;)



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「10周年記念ファン感謝の集い」ナマ証言!

2010-12-12 16:20:31 | タレコミ
昨日から久々に太陽に漬かっているけぶでございます。

メールの返信も手を付けていたところに、新たなメールが。
東京にお住まいの仮にエスさんとします。

エスさんもベテラン太陽ファンで、地の利から野球大会、パネル展&サイン会を足で捜査され、FCにも参加されていた方です、いや凄いです。
更に、なんと「10周年記念ファン感謝の集い」の参加を見事仕留めたラッキーな方です!

そのエスさんがファンの集いでの生の証言を寄せて頂きました。

私が何かと書くより、エスさんの証言をそのまま載せた方が多分みなさんの参考になると思いますので、以下は原文にままです。

しかし、相当女子パワーがさく裂していたようです。


●足を運んだのはほとんどが女子中高生で、ヌーボーとした男一匹はかなり浮いた存在。開場は4時頃でしたでしょうか、そしてハネたのが7時過ぎ。
金曜日だというのに留守録をせず、急いで帰宅してTVをつけたら「落書き」のタイトルバックが浮かんだところでした。 予想外に長時間だったんですね。

●下川さんはサービス精神旺盛で、若手のコント劇の際も舞台に度々登場。(ラガーが長さん役を渋っている時などに)

●竜さんが10年を回顧する際、「ここにはマカロニ・ジーパンは来てませんが…」と歴代刑事で不参加だった二人について唯一発言してくれて、とても嬉しく感じました。(シンコ、ごめん。当時唯一の女刑事だった彼女を、私はなんとなくメンバーの一員にカウントしていなかった…)

●大野バンドの演奏で、ジプシー・ボギーのテーマを初めて耳に。ジプシーの曲は活躍場面を思い浮かべながら聴いていましたが、印象は薄かったです。ボギーの方はいくらかメロディが勝っていたので、ライト感覚の好いイメージがありました。

●バンドをバックにした若手の歌は、「10周年記念名場面集」記載の通り
ラガー「彼/約束」、ジプシー「レクイエム/やがて君は~」、ロッキー「都会の潮騒」、ボン「~ほろ苦いブルース」の6曲。

●いわゆる「ミワカン」絶頂期ではありましたが、全メンバーが舞台勢揃いの際、ボス登場時の拍手・歓声は格段のものでした。さすが。

●カナダロケの名場面をスクリーンで上映。ウィスラー山を走るジプシーの白いスーツに、やはり特別の回なんだなぁと…。番組を去るロッキー紹介役は露口さん。司会・徳光氏が歩み寄ると、山さんはゆっくりとした歩調で舞台中央へ進み出たのですが、マイクを持つ徳光さんも同じ歩調で後ずさり。
やはり客席からは笑いが出てしまうんですね。けれど直後、放送にあったあのコメント「1982年8月20日午後8時40分…」、一気に空気が変わりました。

●日テレからの入場ハガキには、この日の出演予定者が記載されていました(現役全メンバーと勝野さん以下のOB名)が、新刑事の世良さんの名はなく、客席後方からの登場はまさにサプライズ。この時はゴリさん降板の話はまったくありませんでしたが、もしかしたらどこかに地井さんがいたのかも…?

●ジェスチャーゲームのOBチーム側で、小野寺さんは「誰がいいでしょうか」
と客席に問いかけましたが、放送では明確な返答が聞き取れませんでしたね。
会場も同じで、ただ黄色い歓声が飛び交っているだけ…。にもかかわらず勝野さん・沖さんを選んだのは、小野寺さんの何らかの意図だったんでしょうか?



エスさんは早く並ばれたので、前列席を確保できたとのことですが、例のサインボールははるか後方に飛んで行ったそうです・・・。

でも、こうやって生の証言を聴かせていただくと、やっぱり商品化はしてほしいところですね・・・。
音無しの映像もどこへ行ったのやら・・・。
ただ、映像資料として当時の録画VTRから起したって良いと思いますし。
テレビドラマ史上でも稀な企画ですし、是非遺しておきたいプログラムですから。

エスさん、本当にありがとございました!


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撃て!愛を

2010-12-12 11:30:18 | ファミ劇日誌
『♯708  撃て!愛を』
主演:西山浩司(太宰準)
出演:渡哲也(橘兵庫)神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)石原良純(水木悠)
斉藤慶子(宮田祥子)柴田彦(木村和正)小野進也(前島昇)武内文平(竹内)竹内幸子 鹿島信哉(倉持)和気隆雄 篠原大作 門谷美佐 記平佳枝

プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:古内一成 小川英
撮影:稲垣久夫 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:大久保直実 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:原雄次郎
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 
監督:高瀬昌弘
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)


DJ本格初主演ですが、西山さんの巧さが凄く良く出ている好編です。
ちゃんと観ている側の怒りとDJの怒りがシンクロしているんですよね。
それとは相反する軽妙なやり取りと、ずっと暗いわけではないところも太陽らしいところです。
でも、まだ「少年」扱い(^_^;)
ブルもまだけん制していますね。

しかし、今回の事件に関係する男は同じ男でも相当な嫌悪感を持つ人間が集合してますね・・・。
前島はいつまでも根に持って、しばらく経ってから相手に制裁を加えるという「ヘビ」みたいな性格。
今回はとうとう拳銃まで拵えて殺人。
かつ周到に証拠を隠したりする割には直ぐ逮捕されてるし(^_^;)
変な奴です。
木村も嘘つきで小心者の割に愛人まで拵えて、結局はバブリーな割り切りで逃げようとするし。
この頃の太陽は妙に腹立たしい男がよく出てきます。
でもあの木村の言い草はドラマといえどもちょっと無いよなぁ・・・。

DJが祥子に肩入れするのは無理もない・・。
最初は普通の絵描きのたまごが、拳銃を見つけたことで今までの鬱積が嘘のように湧いてくる、愛人の立場や絵描きの立場が3年前から何も変わらない状態であれば、いくら善人でも豹変してしかるべきかと。

しかしDJのストレートな怒りは清々しいです。
気のせいかもしれませんけど、真面目に西山さんもキレてる感じが。
それに、空砲の件。
たしかに刑事としてはNGでも人間としては・・・ね。

だけど、この行動を観ているとDJ・・・
やっぱり、DJも普通の枠内に収まりきれない一係らしい刑事ということがハッキリしたわけで。
いや、太陽らしい刑事です。

=今回の一係=

*警部はDJの育ての親として今回何気なく活躍。
ボスほど「放任」では無いですが、なかなか良い距離間です。

*ブルコンコンビ、何気に普通に組んでいます。

*デュークが木村に山さんばりの気転と活躍。
DJとのコンビネーションはなかなか悪くないです。

=ゲスト=

クイズダービー等で才女っぷりを発揮して、かつ太陽制作陣に近しい「私鉄沿線97分署」に御出演だった斉藤慶子さんの登場は、華やかですが、役柄がちょっとミスマッチ?

柴田氏はこの手の役柄が巧すぎます・・・私が脚本を読んでキャスティングをしても柴田氏だったと・・・。

小野進也さんは個人的には好きな俳優さんなんですが、太陽ではどうしても「にっくき杜丘」になってしまって、今回の役はちょっと小野さんのイメージとは逸脱した役で・・・Tシャツにグラサンで「昆虫採集」には笑ってしまいました・・・。


=ロケ地=

富士見町公園は井の頭公園?杉並の善福寺公園
小田急祖師谷大蔵駅
新宿副都心

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「えびのイヤリング」(Byブル誠)

2010-12-12 00:04:16 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌ミニ】

ジーパンは殉職シーンだけかい・・・(^_^;)
ファミ劇の太陽最終回告知も色々なバージョンが作られていますが、逆にマカロニは良い感じの作り方です。
それにしても・・・「愛のテーマ’76」とジーパン殉職シーンはミスマッチ。
この際、モノラルでもエンディング「前」テーマである、「愛のテーマ ピアノバージョン」でもよろしいのでは?
あの曲だったら、どの場面にも合いますので。

「エスパー少女・愛」

ゲストで役名付クレジットはバロンシューズ社長以来の快挙です。
結果的には「滅多に使えない能力」ということで落ち着きましたが、熱くなっているブル以外は非常に大人な対応をしています・・・ってここぞとばかりにツッコミを連発するコンポリとゼイゼイコンビもいますけど(^_^;)
しかしブルは子供が出来てから「ファンタジーの世界」がお好きなようで(^_^;)
ドックは多少ブルに引っ張り回されている感じがしますが、この頃のドックは妙に腰が重いことが多かったので丁度良い感じです。
と、考えるとゲストがかなり豪華なんですよね。
初登場の神山繁氏演じる警視監に大和田署長、それに田村奈巳さんに田中浩二氏。
他にも常連さんが大挙出演なさっています。

何気にDJにはソアラもスープラも似合うなぁ・・・。

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