「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ポテトロード建物現存

2010-12-26 12:24:06 | ロケ地検索&メモ
長年探していた喫茶店の「ポテトロード」をやっと発見。
新宿2丁目でした。
現在、「ポテトロード」自体は撤退し、そのスペースに2、3の店が同居しているようです。
ただし、テナントスペースを除いた外観は当時のまま。

ポテトロードについては、
ジプシーは突っ込み、籠城事件がたびたびあったり、檀喧太マスターがいる地下では危険な細菌が保管されていたり、そして最終回にも登場したり、ある意味中期から後期の喫茶店ロケのキングでありました。
やっと見つけましたが、周りはすっかり変わっています。

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赤ちゃん

2010-12-26 00:20:10 | ファミ劇日誌
『♯714 赤ちゃん』
主演:長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)
出演:渡哲也(橘兵庫)神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)西山浩司(太宰準)石原良純(水木悠)渡瀬ゆき(澤村泉)カー・スタント マエダ・オートクラブ 竹内雅敏 海藤幸広

久保田篤(江藤真次)青田浩子(清水かすみ)前田昌明(大下清彦)西田昭市(堀田義幸)江崎和代(青木利香)仲村知也 大倉順憲 織部一作 大矢兼臣(医師)樋口のり子 伊東あつ子 中原真澄 森岡隆見 北斗辰典 中島元 荒瀬寛樹 菊川予市 横内直人 寺島進(下田三郎)

プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:小川英 尾西兼一
撮影:安本英 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:大久保直実 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:原雄次郎
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)


チンピラの真次が、なぜかくっ付いてしまった純情娘のかすみが身ごもってるが為に金欲しさに引ったくったバックの中に暴力団と銀行の不正融資の証拠の書類が・・・という題材的にはあまり珍しくなく、逆に旧いぐらいなのですが、久保田篤氏と青田浩子さんの好演で時代的なものを感じさせなくなっています。

真次の風来坊っぷりに人の良さが加わっていますが、いきがる部分と頼りない部分の交差がうまいです。
それに題材的に重くなりがちになりそうなところが、その辺りのメリハリも効いています。
青田さんはアイドルでしたから、この役やちょっと衝撃・・・というか、ある意味挑戦だったんでしょうね。

しかし、また響組です(^_^;)
この人たちは拳銃密輸や不正融資など、なんとも金の亡者的な組織で。。。
インテリやくざが台頭するバブル時代夜明け前なんですけど、もうこの頃からそんな予兆があったような気がします。
色々な意味で。

ところで、今回の見どころは、
真次というところもあるのですが、やっぱりマミーとブルです。

ぼやき的部分が多くなったブルは今回も赤ちゃん絡み。
ただ、赤ん坊が死ぬということについてナーバスになっている部分があって、いつもならば怒り心頭的になっていましたが、今回は怒るべくもなく、ただただ沈黙。
そのメリハリがブルらしさかなと。

そしてマミー。
真次の投げやりな部分をうまく救っていますが、前向きにさせた途端の赤ちゃんの死。
その我が子を抱くことも出来なかった真次の親の使命としての出生届と死亡届を書かせるという一見非情にも聞こえる行為ですが、これで親としての責任を果たせたという真次の心中の整理的な部分をさせるのには有用だったと思います。
男は「実感」が無いですから、こういうことで責任感が湧いてくるというのをよく解ってますね・・・。

それにしても逞しいマミー。
今回も新車・ソアラを遠慮なく乗りこなしています。
ソアラのアクションについては、クルマを見せるところ、例えば派手なスピンターンやドリフトはスタントさんの担当ですが、実際に長谷さんもスピンさせています。
しかし、メインテーマ’86とのマッチングが最高です。
それに、あのスピンターンさせるときのマミーの顔も最高です。

さらに・・・
響組の追っ手を次々となぎ倒していく・・・かなり頼もしいです。
でも、OPでのフラッシュ名場面では本編とは違ってもっと気迫を込めた顔のシーンもあるので、本編OKはもうちょっと表情を柔らかくしたシーンが採用されたのかも。

=BGM=

ボギーのテーマ群が真次のテーマ的に使われたり、旅愁の久々な使用など、けっこう意識した選曲が成されています。
それにこれも久々の青春のテーマの使用。
ボス・愛のテーマのラス前もグッときます。

=今回の一係=

*ブル・・・
ベロベロベ、パァァ!!
セイヤァ!!
掛け声と「そういう笑い」に凝っているブル。。。
とびげりも冴えてますし・・・と言いつつも、真次のすばしっこさにはちょっと参っていたようですが・・・。
DJと真次を競争させたかった(^_^;)

=ゲスト=

西田氏の悪役はあまりないですね。
それと、寺島進氏は今回は死体役・・・・。

=クルマネタ=

響組のセドリック&グロリア330系ハードトップ2台。(ゴールドはセドリック前期とグロリア後期、破壊はグロリア)
#706の230系ハードトップ2台といい、用意周到。
というか、どこから集めてきたんだ?

ソアラの前輪ホイールのブレーキダストが凄いなぁ・・・。

=ロケ地=

新宿副都心

新宿2丁目

新宿中央公園

宮坂病院は川崎市に現存。

世田谷区立総合運動場歩道橋も当時のまま現存。
(よく歩道橋から飛び降りアクションに使われるメッカ的場所)


京王閣競輪場(?)=武蔵野競輪場


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