「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

自暴自棄になる殿下は・・・

2013-01-17 23:23:52 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

幸せの絶頂である殿下を不幸のどん底に陥れる事件が・・・・

第87話 49.03.15 島刑事・その恋人の死(殿下)浜田寅彦 幾野道子 水谷邦久

太陽の登場人物の特徴である、プライベートでは幸せにはなれないというパターンは、殿下が確立したと言ってもいいと思います。
その方向性を確実に決定した作品が#87、文字通り殿下の恋人・麻江が死んでしまいます。
でもこのセオリーは太陽のみならず他の刑事モノにも波及していきます。

冒頭で結婚を決意する殿下、そのすぐ後に麻江の轢き逃げという酷い展開は、観ているこちらも辛くなりますが、殿下自体もいつもの殿下とは決定的に違う「自暴自棄」「投げやり」の行動・言動が目立ちますが、その殿下を救うのがボスの強力なパンチであり、さらに麻江を轢いて逃げたタクシーの運転手であったり、人間は一寸先は闇とも言いますが、捉え様によっては自分をどん底に陥れた相手が逆に自分を救うという結果になるわけで、何とも考えさせられます。

それほど今回の殿下の不幸は妙に生々しく響いてきます。

ジーパン編自体、殿下の成長編という側面を持っている為に、逆にこういう不運な作品が連続するのですが、この頃は主演編ごとに不幸が訪れますが、この作品以後はそういう不幸を冷静に乗り越えていく殿下が描かれだします。

でも、殿下の場合は主演編ではなくても、重傷を負ってしまうことが多いですし・・・。

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ボスも山さんも尊敬する、ゴリさんの拳銃哲学

2013-01-17 23:00:05 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

太陽ファン、ゴリさんファンには、作品自体の好き嫌いや良し悪しは置いておいて、どうにも癖になるというか、愛おしい作品があったりするようで、私の場合も「話したい」「正当防衛」「ゴリ、爆発!」「ゴリさんが殺人犯?」「ゴリさんが拳銃を撃てなくなった!」などありますが、あす日テレプラスで放送の、

第523話 57.09.17 ゴリさん、死の対決 (ゴリさん・ボギー)根岸明美 佐野守 穂高稔

も、その一つであります。

これは本放送時に強烈な記憶も影響しているのですが・・・・。

この頃既にゴリさん殉職については発表されていた訳ですが、なぜかその情報をキャッチできなかった私は、本作の予告編を見て実は固まってしまったんですね。
サブタイトル、10年前の射殺・・・そのキーワードだけで「まさか・・・」と。
既にロッキー殉職放送の次の日に発表されたゴリさん殉職だったので、知っていた方は既に覚悟はできていたと思いますが、ある意味カナダ編終了ですっかり「安心」していた私は、頭を殴られた衝撃に駆られました。

本編はゴリさんの最近の活劇としてはハードで派手、それこそ予告編から車は燃えているし、ゴリさんは頭から出血してるし、でしたから、本作が放送されるまで妙に興奮していたのを憶えています(^_^;)。
そしてOP、ダイジェストも興奮させられる構成で、ローレルが回転するのに合わせてゴリさんまで回転してる(^_^;)、あんなシーンを見たのは初めてだったのでをを!と思いました(^_^;)

内容にしても、ボギー登場で少々緩み調子だった感じが一本筋が通った感じで、ゴリさんの事を大して知らないボギーの第三者的ツッコミも生きていて、かつ暑い中汗だくになって走り、撃ち、怒るゴリさんに釘づけになったものです。

ある意味、ストイックに事件に取り組む殉職編よりも派手で活劇的なこちらが癖になっているのは、多分ゴリさんの殉職を認めたくないという思考が無意識に働いているものと思います・・・・。

この作品の本放送の次の日、「10周年ファンの集い」の放送で、私の嫌な予感は現実となってしまい、その日は寝込んでしまいました・・・。

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