快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  前回(5月9日)の記事の誤植訂正

2016-05-10 07:58:42 | 地震 津波
 前回(5月9日)の記事で誤植がありました。
 訂正してお詫びします。

 固着が既に少なくなっているから大丈夫、とする考え型
            ↓
 固着が既に少なくなっているから大丈夫、とする考え方


 地殻変動データや発震状況そ見ないうちは
            ↓
 地殻変動データや発震状況そ見ないうちは

 に訂正です。

自然災害 仕組みとアプローチ -  熊本地震と薩摩半島西方沖地震 その2

2016-05-09 08:43:07 | 地震 津波
 熊本地震は多発していますが規模はM5に満たないものばかりになって来たのが最近の傾向のようです。
 M2からM3程度では、薩摩半島西方沖地震で言えば、陸地では無感地震となります。
 去年11月以降、継続して多発している薩摩半島西方沖地震の無感地震が、そのまま熊本、大分にも拡大、あるいは移動した感じと見るのが普通かと思いますが、専門家の考えはどうなのでしょうか。
 当ブログで5月6日に記事にしましたが、薩摩半島西方沖地震の内で有感地震となるもの、つまりやや規模が大きいものが3月9日を最後にその後約1ヶ月と少々の間、空白となった後に熊本地震が発生しました。
 では次の様な仮説が成り立つのでしょうか?
 つまり、「そうすると、今後も薩摩半島西方沖地震で有感地震クラスが空白となる期間が長い程、熊本、大分での地震は大規模なものとなるのか?」 です。
 結論から言うと、わかりません。
 地震が発生した熊本、大分では、固着が既に少なくなっているから大丈夫、とする考え型ならば、これは発生しにくいかも知れない、と言う見方もあるかも知れませんが、「まだ固着が残っている箇所がある」と言うのであれば、「突っかえ棒の交代理論」では、その残存固着部が今ピンチヒッターとなって支えている状態なはずです。
 その残存固着部が熊本、大分エリア内なのか?或いは隣接する外側エリアなのか? それとも或いはもっと離れた他の場所なのか?と言う事は、地殻変動データや発震状況そ見ないうちはわからない上、仮にこれらのデータがほぼ正確に把握できても、「それでは今何処がピンチヒッターの「突っかえ棒」になっているのか?と言うのは正確にはわからないはずです。
 理由は「地殻、プレートの大きな動きの中で、どこがどのような力で動こうとしているか?は正確にはわからない」、そして「どこの固着がどのストレス限度まで耐えられるかはわからない」などがその理由と筆者は考えています。
 また更にそれら力は今後、大きさや方向が変化する事も当然あります。
 熊本地震、薩摩半島西方沖地震の謎の一つが、両者の震源エリアに挟まれた部分には空白に近いエリアが相当ある事です。
 両者の地震がほぼ同じ方向の横ずれ断層型地震であるならば、薩摩半島西方沖地震の震源エリアから隣接部から徐々に連鎖して熊本地震エリアに達するはずなのが、いきなり「飛びました」。
 これも「大きな地殻のまとまり同士の動く力の分布や方向が、単純ではない」と言う事の一つの表れではないか、と筆者には思えます。

自然災害 仕組みとアプローチ -  東アジアエリアの空白

2016-05-07 00:59:27 | 地震 津波
 世界ではもう約一週間ほどM6以上の地震が有りません。
 そして環太平洋西域では4月29日のバヌアツでの地震以降、M6以上の地震が有りません。
 そして更に環太平洋西域を含む東アジアでは4月16日の熊本地震以降、M6以上の地震が有りません。
 少し空白が長くなって来たのが気になります。
 5月7日はピンクムーン直後の怪しい新月、そしてバヌアツ地震からもう約1週間と言う点も考えるとそう遠からずこの空白期は終了になる可能性は低くはないと思われます。
 去年の地震や火山噴火の総ピークが3月~5月、そして今年は少し遅れて4月~6月かも知れないと筆者は見ているのですが、地震や噴火の発生要素の全てを正確に把握できているいるわけではないので実際にどうなるかはわかりません。
 新潟焼山が小噴火したようですが、まだ現時点では規模が小さいようです。

引用開始(一部抜粋)

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20160506-567-OYT1T50116.html
新潟焼山で小規模噴火…警戒レベルは「1」維持

05月06日 22:52読売新聞

 気象庁は6日、新潟 焼山 (2400メートル)でごく小規模な噴火が発生したと発表した。

 山頂から半径1キロは今年3月に立ち入りが規制されており、噴火警戒レベルは「1(活火山であることに留意)」を維持する。

引用終了

自然災害 仕組みとアプローチ -  薩摩半島西方沖を震源とする有感地震

2016-05-06 21:36:23 | 地震 津波
 今日は約2ヶ月近く振りに薩摩半島西方沖を震源とする有感地震がありました。
 2016年5月6日 14時11分ごろ 薩摩半島西方沖 M4.9 最大震度2
 無感地震は頻繁にあったのですが有感地震は3月9日以来です。
 12月以降の薩摩半島西方沖が震源の有感地震と熊本地方の有感地震を見るとこんな感じです。

M  最大震度
2016年4月14日 21時26分ごろ   熊本県熊本地方 6.4 7
2016年4月6日 16時36分ごろ 熊本県熊本地方 1.7 1
2016年4月3日 14時22分ごろ 熊本県熊本地方 2.2 2
2016年3月23日 20時52分ごろ 熊本県熊本地方 2.3 1
2016年3月23日 16時13分ごろ 熊本県熊本地方 1.7 1
2016年3月10日 16時19分ごろ 熊本県熊本地方 2.3 1
2016年2月12日 15時39分ごろ 熊本県熊本地方 2.0 1
2016年1月23日 9時13分ごろ 熊本県熊本地方 2.0 1
2016年1月22日 4時03分ごろ 熊本県熊本地方 2.0 1
2015年12月30日 8時22分ごろ 熊本県熊本地方 2.0 1
2015年12月30日 7時56分ごろ 熊本県熊本地方 2.0 1
2015年12月22日 11時35分ごろ 熊本県熊本地方 2.9 1
2015年12月10日 15時08分ごろ 熊本県熊本地方 2.4 2


2016年5月6日 14時11分ごろ 薩摩半島西方沖 4.9 2
2016年3月9日 14時56分ごろ 薩摩半島西方沖 4.3 1
2016年2月26日 5時47分ごろ   薩摩半島西方沖 3.7 1
2016年2月25日 9時07分ごろ     薩摩半島西方沖 4.0 1
2016年2月19日 10時53分ごろ   薩摩半島西方沖 4.0 1
2016年2月18日 23時05分ごろ   薩摩半島西方沖 4.3 1
2016年2月18日 15時05分ごろ   薩摩半島西方沖 3.7 1
2016年2月11日 9時42分ごろ 薩摩半島西方沖 3.7 1
2016年1月26日 6時19分ごろ 薩摩半島西方沖 3.6 1
2015年12月13日 7時04分ごろ 薩摩半島西方沖 4.4 2

 薩摩半島西方沖が震源の有感地震は3月までは熊本地方の地震と両方で特に偏りなく交互に近い感じで発生し、3月9日を最後に今日発生するまで皆無です。
 代わって3月10日に熊本地方の有感地震が発生し、そしてあの4月14日と16日の大地震となりました。
 余震のパターンが似るのかどうか、今後はどうなるのかはわかりません。

自然災害 仕組みとアプローチ -  熊本地震の今後と中央構造線の謎 その2

2016-05-05 11:37:18 | 地震 津波
 熊本地震はその後も震度4が何度か発生するなど、まだ静穏化はしていないようです。
 怪しいビッグな新月の5月7日まであと二日。その後も通常より長めにどちらかと言うと要注意期なのが続くと思われます。
 世界的には地震がやや静穏化しているのが幸いです。

 地震に関しては、熊本、大分以外で中央構造線の近辺のものが目に付きますが、これは通常より比率が高いのかどうかはもう少し様子見です。
 
2016年5月5日 8時51分ごろ 茨城県南部 M3.7 最大震度2
2016年5月5日 5時12分ごろ 三重県中部 M3.2 最大震度1
2016年5月3日 14時25分ごろ 大阪府南部 M3.2 最大震度2
2016年5月3日 13時56分ごろ 茨城県北部 M3.0 最大震度1
2016年5月3日 12時06分ごろ 紀伊水道 M3.8 最大震度2
2016年5月3日 11時50分ごろ    紀伊水道 M3.0 最大震度1