武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

猫のキタハマ

2009-01-13 23:46:18 | Weblog

子供の造形教室をしていた頃のキタハマちゃん。授業が終わり、子供達が帰った後、キタハマにとっては平和な時間が訪れる。ヤレヤレ、ウルサイニガテナニンゲンガカエッタ。ヒトネムリスルカ。キモチイイニャー。

草木染めの授業でした。染料はロッグ・ウッドでしました。たまねぎの皮は、きれいな黄色にそまる。むらさきキャベツは、薄いブルーに。草木染めに、授業ではなく、個人的に、はまったときには、草木辞典も持っていて、道端に生えてる草を調べて見つけると勝手に取っては、草木を煮詰めていた。ある時、びわの葉を煮詰めて、赤い色の染料を鍋にとっていた。生徒の1人が、勝手に蓋をあけて、中身を見るや「まずそー。」といっているのに気がつく。「○○ちゃん、これは染料です。草木染めしたの覚えてないんですか!」と言う。「でも、これまずそうだ。」う~ん。あくまでも食べ物と思っている様子。「○○ちゃん、これは食べ物ではありません。こ・れ・は、せ・ん・りょう・です。先生は、葉っぱを食べると思っているの?」というと、どっか行ってしまった。木造の家で、土壁が使われているような家はあまりない。現代の寺子屋と名づけてもおかしくない教室だった。そこの先生は、魔女のような生活をしていると思っていたのかしらん?びわの葉を煮ていた染料を、食べるような生活を送っているというイメージを変えて、家に帰って欲しかったという思いが、残っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする