武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

八丁みその巻

2009-01-29 20:18:55 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2007年2月13日(火)掲載のえ

具だくさんの八丁みそで作ったみそ汁。ご飯と一緒に頂きます。

歌手で、女優の今陽子さんは愛知県東海市の生まれ。だから、おみそは、名物の八丁みそでないとだめと語ります。子供のころは、豚肉、白菜、ニンジン、ごぼう、こんにゃくを一緒に煮込んだものを食べていたと言います。八丁みその濃厚なんだけれどマイルドな、甘さがとてもいい。40年の芸能生活でも大病したこともない。きっとみそは健康にいいんじゃない?と語ります。
今陽子さんは、スリーサイズは15年変わってないとも。この1~2年ですっかりサイズが変わってしまったわたしにとっては羨ましいかぎりです。サイズは7号→11号へすっととび。ちょっと前は、太りたいと思っていたのが嘘のよう。ベクトルの方向が180°変換してしまったようです。

この絵のみそ汁は、ヒロク二さんが1人で自ら作り絵を描きました。わたしは、病院にいて、主人が新聞を持ってきてくれた時に絵を見た。そして、我が家の台所を思い浮かべた。システムキッチンとは、ほど遠い築45年の台所は、昭和を感じさせる古い台所。こじんまりしているためか、なんか暖かい感じがする。いつも、この台所で、奮闘して料理を作ったり、急な来客に慌てて、酒のアテにピーマンを焼いて醤油をたらして食べる料理を出したり、パエリヤ、最近では手作り春巻き、といろいろこの台所で作った。なかなか料理をやる気にさせる台所なのです。ヒロク二さんが、必死になって作って、「八丁みそを描かねば。」と奮闘した姿が思い浮かぶ。そして、依頼の絵が、みそ汁で助かったと思いました。我が家の台所には、すいとんや、赤飯、質素がとても似合う。この連載では、戦後の食べ物も多く、我が家の台所によく合っているなと思っています。カミサマが采配してくださったのかと思うほど、マッチしているのです。

八丁みそは、牡蠣とも相性がよく、冬になって牡蠣鍋を作るのに欠かせない味噌になりました。白菜、しいたけ、豆腐、春菊(三つ葉もいい感じ)を濃い目に味噌で味付けしたもので煮ていきます。春菊と牡蠣は最後に入れます。卵を割り入れてもなかなかいけます。七味をふりかけて食べると、お酒とよく合います。
お試しあれ!!


コメント (1)
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