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ヒロク二さんの普段の顔。
ニコニコしていては、やはり絵は描けない。楽しみの多い絵を描くヒロク二センセイですが、制作、もしくは思考しているときは、こんな感じ。いい意味で悪人の顔していると思う。ヒロク二さんは、子供のように甘えん坊なところもあり、純粋な人でもあり、男でもあり、怒りん坊であり、おセンチなところもあり、怖い人にもなり、なによりも芸術家だ。そして、オステリーでもある。
わたしは、あまり掃除が好きでなく、食器の洗い物をよくしてくれるヒロク二さんのことを「アライグマ。」と呼び、食器洗い機の便利さを語る女性に対抗して、「おほほ、うちはアライグマをかってるの。スイッチ押さなくてもだいじょうぶなのよぉ~ん。いいでしょ。」とか、外でしゃべったりしてる。ヒロク二さんのことを変だというが、わたしも変な人なのかもしれない・・・。最近、ヒロク二さんとわたしの間だけで、交わされる言葉は「お互いさま!」どっちが使ってもしっくりくる。結婚20年目の二人のキーワードは、「お互いさま。」です。
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怖い表情をするヒロク二さんですが、キタハマを抱くとニッコリ。見ているわたしも、微笑ましくなる。キタハマは、わたしに、「キタハマは、長靴欲しくないのですか?長靴買ってと言いなさい。」という言葉を何度も言われている間中、いつも不思議な顔をしている。長靴はいらないみたい。そして、ムッとする。シャルル・ペロー作の長靴をはいた猫の物語を知っている方は、わたしが、言わんとしていることが分かると思います。ご主人に長靴を買ってもらったとたん、猫が活躍してご主人様を王様する物語です。その物語を重ねて、キタハマに向かって言っているのです。キタハマをしかと顔が見えるように抱き、「長靴買ってと、言いなさい!!」ということがとても面白いのです。そして、猫が使った数々の悪知恵をゆかいに思い出しワクワクするのです。その本の中の猫は、ご主人様よりズーと魅力がある。「キタハマ、長靴は要りませんか?」と押し売りする。わたしにとっては、キタハマに長靴のことを語るのは、愉快なのです。きょうも無理かぁ。まあ、「明日あすがあるさ。」と思えるのがいいのです。