武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

作品紹介12

2009-01-28 22:02:16 | Weblog

これは、ガラス絵。題は忘れたそうです。
35センチ×40センチぐらいの大きさだったと思う。
初めてこの絵を、見たときにとても感動した。色の詰め方に見入り、色彩の持つ高揚感があり、とても欲しくなった。仕事をしながら、1人暮らし独身の、わたしに取っては、とても高くて、買えないとあきらめた。その代わり、「5万円で小さな絵を描いてくれませんか?」とお願いしたのです。
絵が、なかなか出来上がらないので、催促の電話をしたりしていました。「まだ、出来上がりそうにありませんか?」と怖いもの知らずの私はわりと電話をかけた。「もしもし、いつごろ・・・。」と。あんまり遅いので、よく催促の電話をかけるうちに、「絵のことでお茶でも飲みませんか?」ということになり、フランチェスコ・クレメンテの画集を抱えてお話を伺った。「その画集貸してくれないか?」と言われれば、すぐ貸してあげた。そんな記憶が残っている。
今、思えば絵をなかなか描いてくれなかったのは、作戦だったのか?
結局、私は、5万円も払わずに、ヒロク二さんの絵に囲まれている。

このガラス絵は、売ってしまって手元にない。なんだか寂しい。3組の人物らしき男女が、ダンスを踊っている姿と、植物を連想させる形の構成が、とても気に入っていました。もっと画像を大きくして見て頂きたいのが本音です。細部を見るという楽しみもあって、とても好きな絵でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする