武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

京都の交番から電話がかかってきた(メモ-20)

2011-05-08 15:52:15 | Weblog

大きいノートを買うという、買い物メモ。
大きいノートを文房具店で、一緒に探した。B4版の分厚いノート決めたのを覚えている。

4月6日、急に「京都市中京区三条通西洞院東入る釜座町にかかっている仁丹のホウロウ看板を見に行く」。と言って出て行った。阪急烏丸から歩いて10分位の所にある。わたしは、烏丸御池近くの気功の教室に行くことがあるので、その辺りのことは結構知っていたのだ。その辺りは路地、とはいっても碁盤のようで、角を曲がっても迷うことはないし、本当に京都らしいなぁと思うと同時になんか爽やかなのです。

ヒロクニさんは、地図を渡すと、すっ飛んで行った。
2時間位経ったころ、
電話が鳴った。
「サホリ、家に財布があるかどうか探して」。と言う。
そして、探すと緑色のカバン、入院セットに財布は、氷山の一番上にのっていた。
「あったけど~」。と言うと
「あ~良かった。饅頭を買おうとしたらお金がなくって、財布がないから掏られたと思って。それでサ、今電車賃も無くって、京都に知り合いいない?」と実に爽やかに言うのだ。
「知り合いって言われても、その辺りには知り合いはいないよ。150円で電車に乗って、逆瀬川についたら電話したら迎えにいくから」。といって電話を切った。
電話が鳴った。
「交番なんですが、武内ヒロクニさんという方が、財布を忘れたと言って今お金を借りに来てるのですが、ご家族の方ですか?」と声が聞こえた。わたしは、「そうです」を3度ほど言った。最後に「ご迷惑をおかけしてすいません」。と謝った。

ヒロクニさんは、その日上機嫌でコトを話した。
最所は、せっかく京都へ来たのだからあれこれ買いたいものもあるし、「1万円貸して下さい。」と陽気に言ったそうだ。3人の交番の方に無言でじ~と見られたらしい。そして「5千円貸して下さい。」と陽気に言ったらしい。また、無言でじ~と見られたそうだ。最後に女性の交番の方が、千円貸してくれたそうで、無事帰ってきたのです。この日、ヒロクニさんは、陽気で思い出し笑いばかりして1日愉快なご様子でした。

わたしは、交番の住所をすかさず聞いた。そしてメモした。
とても実用的なメモをした。

ヒロクニさんって、どっか頭の線切れてるよね。
交番の方、千円だけにしていただいて、ありがとうございます。
常識の範囲って、大切です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする