
肖像(色鉛筆・6B鉛筆)
サイズ B4
難解になってきたヒロクニさんの作品。
小さな絵ですが、画期的な作品ではないか?と頭によぎりました。
ヒロクニさんの絵もピカソみたいになってきた?
ピカソと違うのは、武内曰く、
「最初からアカデミックな要素をはじめから排除して出発したというコト」
わたしが、ヒロクニさんの話を聞いて思ったことは、
「日本の洋画家達の作品の素晴らしさを感じて、油絵を描く」
「音楽・ロック、ジャズ、アメリカの文化の影響を多大に受けた。特にポップアート」
「フランス文学好き」
現在は、ジャック・ラカンの「エクリ1」を読書中です。
これが、ヒロクニさんの中でごちゃまぜになり、発酵して今の作品があるということではないか?と思う。あくまでも、わたしが思っているだけで、ヒロクニさんとわたしの間にも誤解や思い違いはあると思います。いつだって、理解させて欲しいと思っているけれど、言葉の次元が違うのかよくわからないのが正直なところです。
話が合うのは「今日の晩御飯は何しよう?」だけ・・・・。
お互い、今日は身体が何を欲しているのか?という話題です。
今日は、メモを渡された。「これをアップしたら、すむんじゃないの?」と言いながら。
以下がこれ↓

「まゆみ」って、初めて聞く女性の名前。そんな人いたかなぁ~と思っていた。はっと、気がついた。このまゆみというのは、「まゆみという木の名前」なんだと!
『O嬢の物語』作者はポーリーヌ・レアージュ。このフランス小説に「まゆみの木」の描写が多く出てくるのです。その木が我が家にも1本あって、赤い実をつける姿が好きで、ヒロクニさんはその木の事を書いているのだなぁとわかりました。「新しい女の名前か?」と疑ったりして、恥ずかしいです。
『O嬢の物語』は、わたしも読みました。ポルノ小説というのかな?厳かな感じで、高尚な雰囲気がとてもいいのです。絵で言えば、ポール・デルボーですね。