武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

2015 謹賀新年 武内ヒロクニ

2015-01-02 16:32:06 | Weblog


明けましておめでとうございます。
関西でも雪が積り、我が家の庭も真っ白くなっております。

昨年は、あまり夫婦喧嘩もせず、淡々と過ごした1年でした。
今年は、神戸、ギャラリー島田での個展を7月に予定しております。

今年はどんな1年になるのか?
まだ、全然分かりません。
ヒロクニさんは、意識的に実験的な作風が多く、試作品のようなドローイングを山ほど描いていましたが、
ブログで取り上げるには中途半端なものが多く、つまり、わけわからん的なものが多かった為、
そういう作品は載せませんでした。

年末に77歳になり、「えっ、俺ってそんな年齢になってたの?」と言い、
正月早々、「寒いちゅうのは、人をバカにしてる!」と私に怒りを打ち明け、アトリエで絵を描く人です。
あんまり言われると「寒いのは、私のせいじゃない」と言って、そっぽを向く。
「日本の冬ってのは、許せん!」とも言い、「正月は、嫌いだ」とかも言う。
心の中で、日本の冬しか知らないくせに・・・・。
正月を楽しむ事がない寒い奴・・・。
と、思うのですが、正月もいつもと同じように制作に励む姿を見ると、日常の毎日制作する生活が
すごく好きなんだなぁ・・・と思い、そういう事か・・・。と納得しました。
こんな風に相手の立場になって考えれるようになり、喧嘩が減っています。
喧嘩したら、それをつらつらとブログに描いていましたが、それが減って、ある意味なんかつまんない。
いい子になってしまったつまらなさ。

ヒロクニさんは、永遠の不良でいて貰いたいと思う妻です。
永遠的に不良絵画を追求して行って欲しいものです。


この絵は、「手の自由」とタイトルが付けられています。
ドローイングの中から、完成に持ち込んだ作品です。


上記の作品の片割れの絵。ノートの見開きに描かれていた2点の作品。
「赤いヒト」というタイトルがついています。

ヒロクニさんの作品は、センチメンタルな情感のものと、力強さを感じる作品に二分されますが、
今回は、力強さを感じる作品ですね。
繊細なのか、野蛮なのかわからない複雑な感性が同居しているヒロクニさん。
不思議な感性の持ち主です。
今年も、武内ヒロクニをよろしくお願いします。



冬の庭で咲いている唯一の花。
「ムーランフリルパンジー」と言って、イタリアのパンジーです。
雨上がりに撮りました。フリルがキツく入るパンジーを選びました。
結構、豪華なパンジーなので、摘んで食卓のちゃぶ台に飾っています。



コメント
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