明けましておめでとうございます。
関西でも雪が積り、我が家の庭も真っ白くなっております。
昨年は、あまり夫婦喧嘩もせず、淡々と過ごした1年でした。
今年は、神戸、ギャラリー島田での個展を7月に予定しております。
今年はどんな1年になるのか?
まだ、全然分かりません。
ヒロクニさんは、意識的に実験的な作風が多く、試作品のようなドローイングを山ほど描いていましたが、
ブログで取り上げるには中途半端なものが多く、つまり、わけわからん的なものが多かった為、
そういう作品は載せませんでした。
年末に77歳になり、「えっ、俺ってそんな年齢になってたの?」と言い、
正月早々、「寒いちゅうのは、人をバカにしてる!」と私に怒りを打ち明け、アトリエで絵を描く人です。
あんまり言われると「寒いのは、私のせいじゃない」と言って、そっぽを向く。
「日本の冬ってのは、許せん!」とも言い、「正月は、嫌いだ」とかも言う。
心の中で、日本の冬しか知らないくせに・・・・。
正月を楽しむ事がない寒い奴・・・。
と、思うのですが、正月もいつもと同じように制作に励む姿を見ると、日常の毎日制作する生活が
すごく好きなんだなぁ・・・と思い、そういう事か・・・。と納得しました。
こんな風に相手の立場になって考えれるようになり、喧嘩が減っています。
喧嘩したら、それをつらつらとブログに描いていましたが、それが減って、ある意味なんかつまんない。
いい子になってしまったつまらなさ。
ヒロクニさんは、永遠の不良でいて貰いたいと思う妻です。
永遠的に不良絵画を追求して行って欲しいものです。
この絵は、「手の自由」とタイトルが付けられています。
ドローイングの中から、完成に持ち込んだ作品です。
上記の作品の片割れの絵。ノートの見開きに描かれていた2点の作品。
「赤いヒト」というタイトルがついています。
ヒロクニさんの作品は、センチメンタルな情感のものと、力強さを感じる作品に二分されますが、
今回は、力強さを感じる作品ですね。
繊細なのか、野蛮なのかわからない複雑な感性が同居しているヒロクニさん。
不思議な感性の持ち主です。
今年も、武内ヒロクニをよろしくお願いします。
冬の庭で咲いている唯一の花。
「ムーランフリルパンジー」と言って、イタリアのパンジーです。
雨上がりに撮りました。フリルがキツく入るパンジーを選びました。
結構、豪華なパンジーなので、摘んで食卓のちゃぶ台に飾っています。