武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

微笑む人(作品紹介368)

2015-02-08 14:53:25 | Weblog


微笑む人。
寒い日が続きます。

そんな時に出来上がった一枚の絵。
ちょっと、気持ちが安らぐ絵であります。

私は趣味程度で絵を描きますが、「どうしてこういう表現が出来るのか?」と、
いつも驚く。顔に見えるとは言え、まるで顔の表現とは程遠いフォルム(形)で
構成されている。植物的な感じもするこの人物は、優しそうでもあります。

その間、我が家では、病院へヒロク二さんが行く、行かないの闘争がありまして、泥沼状態。
書類の関係上から、来診して欲しいと、福祉事務所から電話がかかってきていて、
すぐにでも診察を受けるようにと言われているにもかかわらず、朝になったら「今日はダメだ」と、
動かない。それが、10回も続く。その間、福祉事務所の方も「こちらも困っている・・・」と何度も電話が。
そりゃ、困っていると思うわ。
そんなことをよそに「君が悪い。妻たるものは、着替えを用意したり万全をきするものだ!そして、私が悪いという。」
とか言う。
私は「カメムシのように、怒りの悪臭を放つ虫のごとく急に小さな丸虫になった気がした。」
この丸虫状態は続き、食事もとらず怒りに没頭していた。
異変に気づいたヒロクニさんは、腫れ物にさわるような態度で私に話しかける。
「知らね!!」「話かけんな!」とい言い、
布団にすぐ入る。

3日ほどしたら「俺を困らせないでくれよ。」という。
私や役所の人を困らせているという意識はまったくない。
「病院に一度行けばいいのに、私や役所の人が困ってる意識はないのか?」と言うと、
アトリエに無言でササッと移動していく姿は、ゴキブリのようにも思え、また私は丸虫になったのでした。

そうは思ったものの、日夜食事を共にしないわけにはいかず、
食事しながら、「これ美味しい」とか、「今日のこれはいいねぇ」という会話まで否定しないので、
なんとなく仲直りしてしまうのです。
我が家は、貧乏で外食はほとんどしないので、ある意味お金がないゆえ、共同生活の決まりが多く
それが離婚につながらないのかもしれない。

そんな日の夕食です。

スズキの白身魚が2切れ、値引きで280円だったので購入。
バターソテーにしました。パセリを刻んだものをふりかけています。味は塩、胡椒。
あとは、菜の花の白和え。
じゃがいものポタージュ。(牛乳を入れ忘れていたポタージュ)
鳥のひき肉を甘辛く炒ったものとグリンピースの入った厚焼き玉子(昨日の残り)
こいもとイカの煮物(昨日の残り)

ご飯を食べながら、仲直りしていく2人です。