武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

「会議の前」と題された作品(色鉛筆作品紹介369)

2015-02-13 15:42:21 | Weblog


「会議の前」と題された作品。
シュールな作品です。

ヒロクニさんは「渦」の夢をよく見る人で、渦の夢の中で、何度も見る夢があります。
駄菓子屋に行く夢で、その駄菓子屋はある種の暗さと不気味さでつつまれており、
この菓子にしようか、どうしようかと迷っている。
その時は、必ず無人で人気がなく自分ひとりだそうです。
迷っていると不気味な老婆が現れ、急に握りこぶしにした手を差し出されるそう。
その老婆が手を広げると「渦」があり、その「渦」を見た瞬間、「また、これだ・・・」と驚く。
初めて見た「渦」なのに、夢の中で、「また、これだ・・・」と思うという事に驚くそうです。

この夢をよく見るらしく、何故この夢をよく見るのか不思議に思っています。
「渦」というのは、ユング風に言えば「母性の象徴」という説があります。
ユングの言うことはおいておいて、古代の土器などの文様に「渦」というのは必ずあります。
そんな事を考えて、絵をみてみるのはどうでしょうか?
古代の土器の文様を紹介してみたいと思います。


アムール土器(中国)


古代ケルト


縄文土器(日本)


縄文土器(日本:新潟県長岡市)


ちょっとこちらは土偶。縄文時代後半になると作られた「ミミズク型土偶」だそうです。

プリミティブであり、「俺は、シュールレアリスト」だと宣言するヒロクニさん。
けっこう言えているのではないでしょうか?
絵画探求から、いろんな事に興味を広げていくのって楽しいなぁ~と思います。

20年ぐらい前、美術家の間で、縄文時代がはやっていたのを思いだします。
この縄文時代を正式に歴史に刻んだのは「岡本太郎氏」なのです。
フランスで民俗学を学んでいた「岡本太郎氏」なのです。



冬で寒い日が続きますが、種から植えたビオラが咲き始めました。
このビオラは売っていないので、種から頑張ってみた。
20粒の種でしたが、3株しか育っていません。
ブッチの入り方がユニークで、野性味の強いビオラです。白い所に紫の斑点があるのがなんともいえない!!」
種は、イギリスのビオラです。F1ではないので、種を採集して来年も蒔こう!!と鼻息あらく思っています。
庭には、まだ花は少ないですが、チューリップやヒヤシンス、水仙の芽が出てきていて、春待ち状態です。