武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

骸骨現る(色鉛筆作品・紹介746)と バテている時の料理やり方

2023-09-17 16:39:54 | Weblog

この絵は、昨日出来上がったばかりの絵で、階段を上った所の壁に貼られていました。

45cm×42cmの作品なので、

スキャナーで画像を取り込むのは無理なので、

写真を撮ったのですが、ややぼやけてしまい見苦しいのですが、

何度取り直しても、このように写ってしまい、その点ご容赦下さい。

“はじける骸骨“というか、“はしゃぐ骸骨”というか、

にぎやかな音楽で踊っているような感じすらします。

絵とは裏腹に、この絵を描いている時は、ムゥ~とした表情で椅子に座りながら、

絵に顔を近づけ、腹ばいに近い姿勢で絵を描いていました。

新居では、わたしは2階にいることが多く、

1階は、アトリエ(仕事場)兼台所なので、台所に用があるときに下りるわけです。

引き戸を開けて入る時、いつもチラッと顔を上げてわたしを見るのですが、

その表情が、この絵を描いている時は、非常に険しかった。

出来上がった絵を見て、「骸骨のダンス」でウキウキという妄想をしていましたが、

描いている時の苦悩の表情を思い出すと、

やっぱり見るより、描く方の大変さというのはあるなと思った次第です。

武内の眉間の皺の深さは、制作にありそうです。

この絵を描いている時に、聴いていたCDもさもありなんなので、

紹介します。

Banco De Gaia といいます。

このアルバムは、大阪心斎橋にある雑貨屋で買ったそうで、

購入してから26年の月日が流れています。

武内が言うには、いわゆるバンドではなくて、1人ですべての演奏をしていると。

「1人だから、この方すごく忙しいと思うよ。」と笑いながら説明してくれました。

この絵を見ると、「険しい表情」「Banco De Gaiaのメロディー」「腹ばい」がセットで思いだされます。

 

このところ、「しかし、まだ暑いなぁ~。」が口癖。

1階に行っては、ヒロクニさんに言い、

2階の部屋では、ピーちゃんを捕まえ、膝に仰向けにドスンと乗せて、

「ピーちゃん、毛だらけだけど厚くないの?」話かける。

何かを考えることもなく、脳みそは真っ白な状態で、

「今日は、夕食何にしよう?」と日々過ごしていました。

買い物に行っても、特に何にしようということも思いつかないので、

メインの魚か、お肉をカゴに入れ、とりあえず葉物とトマトを買う。

出来合いの惣菜も見るが、いま1つピンとこなくて、帰途に着く。

ようするに、だらだらムードなんです。

そこで、夕食の料理は、いつもより早い時間から作ることにして急ぐことがないようにしました。

作りやすいものから作ることに。

まず、お味噌汁。

まず、昆布と鰹節で出汁をとり、ある野菜を具にします。

そして、丹波の味噌、秋田の赤だしの味噌、九州の麦味噌にするかを選びます。

時々、合わせにも。

次に、メイン意外の添えるものを。

これは、きゅうりの酢の物、きゅうりのもろみ添え、トマトだったりする。

切っただけで一品というもの。

まだ、寂しいかな?と思うと、糸こんにゃくを油で炒め、そこに鰹節を入れ醤油で炒りつける醤油味のもを足します。

最後に、やっとメインに。

ひき肉があるから、ハンバーグがいいか?と思ったが、

冷蔵庫の中のたまねぎを思い出し、メンチカツがいいと思いつき、

玉ねぎをみじん切りにしたものを炒め、ひき肉に卵1/2、ハンバーグ用の調味料(市販のもの)、

牛乳大さじ1、パン粉大さじ2を入れ、こねる。

少々柔らか目のミンチは、とき卵をつけてパン粉をつけるのが難儀だったのですが、

なんとかフライにしました。

簡単なものから作っていくと、気が楽な感じでした。

玉ねぎをたっぷりなメンチカツは、甘めで意外に美味しくできました。

6つ出来たのですが、ヒロクニさんは4つ食べたのです。

ハンバーグ用の調味料、ハウスかS&Bのものだと思いますが、

味付けがめんどうな時には、便利なんだと思いました。

また、ダラダラしている時も流れを作って、適当精神を全開すれば、なるようになるのだと思った次第。

本当に、バテていて頭が真空状態なんです。

しかし、人は腹が減る。

とにかく食べておけば、なんとかなるわよ!ということで、

お料理しています。

今日も暑い!

 

 

ピートバンというものにビオラの種を蒔きました。

寒くなる前にと思い、やっと蒔きました。

新居では、外にいい感じの日の当らない場所というのがないので、

このピートバンという湿り易い土の板に種を蒔き、パソコンのプリンターの上に置いています。

やっと5日ぐらい経ち、数個が根を出しています。

この板を乾燥させると、たぶん根が干からびると思うので、

朝と夜に水分を足しています。

この家で、うまくビオラは咲いてくれるのか?

今から、ハラハラしています。

 

今日は、だらだらモードな日々の告白。

気合が入っていない時って、なんかかっこ悪い感じ。

そういう時、主婦は料理が嫌になります。

そんな時、切っただけのトマトでも、ドレッシング(市販の)を加えていつもと違う工夫で乗り切りました。

次の活力の備えとして、時にだらだらも必要な時があります。

そう思って、今を過ごしています。

暑いといっても、秋も感じる今日この頃。

虫の鳴き声が聞こえるように。

今日は、現状の羅列になったような。

最後までお読み下さった方、ありがとうございます。

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ともりん)
2023-09-21 22:55:44
この作品、好きです。ガイコツの頭部と手の丸い曲線、足と肋骨のカクカクした角ばった線、向かって右側のはじけているような黒い曲線、随所に描かれた丸と四角と色々モチーフ。弾けて踊って爆発しています。
対角線にに配置されたガイコツの足の位置と見え方が絶妙。その足は大地を踏みしめているように感じます。すごいなあ、と、なんだかどきどきしてきました。

ヒロクニ先生の制作の葛藤はわからないのですが、せめて紹介いただいた音楽を聴いたらその制作の気配ぐらいは感じられるかな、と聴いてみました。
せまってくるというか切羽詰まってくるという感覚の中で気持ちが高揚しつつ緊張感が高まる、と感じました。
この音楽を聴きながら作品を見ると、ガイコツは楽しく踊っているのではなく、ありあまる内なるエネルギーを拡散しているのか、またはありあまるエネルギーから弾けるようにガイコツが生まれたのか……と、ちょっと感じ方が変わってきました。
作品と音楽を合わせて感じると、違った感覚が出てきて新鮮に驚きました。

ガイコツで緊張していたところに、1階と2階の生活風景が出てきて気持ちがほわんとしました。
毎日のお食事は本当に大変です。お買い物の風景に、うんうん、と何度もうなずきました。と思っていたところに、お味噌汁の工夫にびっくりです。「具とお味噌を合わせる」わかっているけれど、なかなかできません。
そして、添え物も足りなければ作り足して、メインは手のかかるメンチ。これだけのお食事を作るのは、大変なことです。さほりん、すごいな……と、自分が恥ずかしくなりました。
ヒロクニ先生が4ついただいたメンチ、美味しかったのだろうなと想像しました。作りづらいですが、柔らか目のタネのメンチは出来上がりの食感も柔らかく口当たりよくジューシーで美味しいと思います。

新しい土地でのビオラの栽培、数個が根を出してきたとのことで少しほっとしました。気候も日照も風も違うので、なかなか難しいとお察しします。

だらだら、しょうがないです。こんなに暑いのですから! そのうえ、お引越しもあってまだまだ心身は本調子ではないと思います。
市販のドレッシング、調味料、タレ、活用して乗り切るのは料理をする人の知恵です。ご無理なさらずに便利なものを活用してくださいね。
今夜は東京も涼しい風が強めに吹いています。エアコンを入れずに窓を開けていますが、快適です。強い風が吹き込むと、猫たちが興奮するようです(笑)
もう少しで過ごしやすい気候になりそうな気配です。ご無理せず、お過ごしくださいね。
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対角線に描かれていることには、わたしもハッとしました。 (さほりん)
2023-09-23 11:32:37
コメントありがとうございます。
この絵、好きとあり、ともりんはビート感がある作品が好きなのかもしれないと思いました。わたしは、骸骨が対角線に配置されているのにハッとしましたが、第3の目が額の所にあるのに見入って呆然として見ていました。(笑)
1階に下りると、音がガンガンなっていて異空間になっていて、日常の時間が吹っ飛んでいましたわ。違う次元になっていて、絵もそんなところから出来ているからこそ、異次元につれていってくれるのかもしれません。ともりんの感想を読んで、絵画も異次元につれていってくれる絵ということもあるな、と発見しました。

この音楽、汽車が出発する時のボーという音が印象的で、「ラサ」とあるから、チベットのラサの地のことを思って聞いていました。だんだん激しくなるので、途中から違うイメージで聞いていました。ヒロクニさんって、雑貨屋でこういうCDを買ってくることには、天才か?と思いました。雑貨屋ですから・・・。

お味噌汁は、同じ味噌だと飽きると言われてから、種類を増やしたのです。「飽きる」らしくて・・・。そんなこと考えもしなかったわたしですが。赤味噌、白っぽい味噌、プラスαとしてもう1つを常備するとバリエーションが楽しめるかなと。夕食には、必ずみそ汁を出すということもあって、そうするようにしたのです。しかし、料理はやる気をなくしている時は、本心は誰かに作ってもらいたい。メンチカツは、たまねぎがたっぷりすぎてや柔らかかったのが、たまにキズでした。作り終えた時は、難関を突破した気持ちになりましたよ。

ビオラは、芽が出てきたものをポットに植え替えました。どうなるのか?未だ一抹の不安を覚えつつ、小さな双葉を見つめています。

東京も涼しくなりましたか。ホッとしますよね。
強い風が吹くと、猫たち興奮するとあり、動き回ったりするのかな?と想像しました。賑やかなイメージが湧きました。ピピちゃんは、1階にきたらおじゃこをあげることにしているのですが、最近は頻度が増えて、引き戸を開けろ!と鳴くように。だんだん、大胆になっています。(笑)
お気遣いの言葉ありがとう。無理はしないようにします。

だんだん、秋。
秋を楽しみましょうね。
秋も短くなったような気がして、たのしまなくっちゃ!と思うようになりました。
コメントありがとうございます。
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