我が家の豪華一品主義のロールキャベツ。ロールキャベツ・スペシャル版
手抜きと工夫が入り交ざった、ロールキャベツ・スペシャルです。スペシャルは、とびきり美味しかったからきました。
キャベツが安い今日この頃。キャベツの葉が大きいうちに、クルクル巻きました。
美味しくできた秘訣を紹介。
1.中に詰めるひき肉に、ナツメグを加えたこと。
2.煮込むスープに、ブーゲガルニを入れたこと。
3.煮込むソースは、トマトピューレをたっぷり入れ、固形のコンソメ1個と鶏がらスープ使用。
4・キャベツをベーコン巻いて、かんぴょうでくくる手間を省いたかわりに、ソースの中に、冷蔵庫にあるしめじ、ベビーホタテ、豚肉を入れ て煮込む。
この4点が、いつものロールキャベツとの違いです。
◆ロールキャベツ・スペシャルの作り方
フライパンの中には、7個のロールキャベツが出来ています。
材料
鶏のひき肉 300グラム
玉ねぎ 大玉のもの半分
キャベツ 作りたい数の枚数。ここの場合は7枚。
ナツメグ 少々
卵 1個
牛乳 大さじ1
パン粉 大さじ2(肉あんがやわらかい時は、パン粉だけ足すこと)
トマトピューレ1本
固形コンソメスープ1個
鶏がらスープ 小さじ2
豚肉30グラム位(適当でよい)
しめじ パック1/3(適当でよい)
ベビーホタテ 10個(適当でよい)
①大きな鍋に水を沸騰させ、はがしたキャベツの葉の芯を削いで、お湯に入れしんなりさせザルにとる。一枚、一枚するのがポイント。
②鶏のひき肉にみじん切りした玉ねぎと牛乳に浸したパン粉、卵、ナツメグを一振りし、丁寧に混ぜる。作る数にあわせて均等に切り分けておく。
③キャベツの葉の方を下向きに置き、キャベツの葉の方に肉あんを置き、葉の先から巻いていき、途中、左右を折って、クルクル巻く。巻き終わったら、爪楊枝でキャベツの芯のところをまたがるようにしてとめる。又は、タコ糸でしばる。(崩れなければよいのです)
④大きなフライパンに水を入れ、沸騰させ、コンソメスープと鶏がらのスープの素を入れ、スープが溶けたらトマトピューレを加える。さらに、煮立ってきたら、ロールキャベツを入れる。もし、スープがキャベツにひたひたにならなければ、水を足します。そのスープの中に、冷蔵庫に余っていた、しめじ、ベービーホタテ、豚肉(ベーコンを使わなかったのでいれました)を入れ、アルミホイルで落し蓋を作って、かぶせる。キャベツの中の肉あんがしっかり煮えるように、適当に言い感じになったら、火を止めます。
◆サホリの余談◆
このロールキャベツを食べ終ったヒロクニさんは、「サホリ、花もいいけど、やっぱり食事だねぇ」。「食事が僕を変えるんよ」。「食事の方が、制作にいいから頼む」。と言うのだ。わたしは、花を育てることに面白さを感じているので、今のわたしは「だんごより、花」になっている。何にでも「制作にいい」と言っておねだりをする。時々、何でそれが制作と結びつくのかさっぱり分からないことも多い。まじめな顔で真剣にいうから、おねだりと思わず、「ああ、そうなのね」。と思っていろいろする
内に、することが多くなって「いいかげんにしろ!!」と逆上することがあります。何でもかんでもわたしがすることになるのです。
その話を聞いた日の寝る前に、芸術家があまり満たされた生活を送るのは、良くないんじゃないかな?と思いました。この頃、一番いいのは、「ちょっとだけ不幸」な状態が人間には、ベストではないかとよく思います。いつも、努力したり、創意工夫したりの楽しさは、恵まれすぎてているとなくなってしまうのではないかと。
武内ヒロクニ語録の中に「芸術家は貧乏でなきゃいけない」というのがありますが、精神を鍛えるには、あまり多くのものを持たない方がいいのかもしれませんね。ヒロクニさんの口から、「花より団子」がいいと聞かされて、少々びっくりした。しかし、とても美味しいロールキャベツでした。ヒロクニさんは、7個のうち、5個食べたのですよォ。
あ、仕上げにバターを10グラム程を入れてください。
書き忘れていました。
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