ロック喫茶VOXヒコーキ堂の頃のヒロク二さん
現在は、神戸の南京街の有名な豚マン屋さん「老祥紀」の前に噴水があるところにありました。今のように綺麗になっていない頃にあったといいます。隣が外人バーで、ライブをすると、べニヤ板で仕切られた壁に響いて揺れたといいます。右から、ヒロク二さん、神戸女子大から来ていた人、次の可愛い女の子は、ヒロク二さんのお嬢さん。キッスのようなメイクをした2人は、大阪南からきたバンドのメンバーだそうです。この頃、ヒロク二さんは35歳。30代にしては、貫禄がある。マスターとして、若者に慕われていたらしい。わたしより、少し年上の大阪のデザイナーの方から、お酒を飲みながら「先生、その店行ったことある。わる~くなってきたらその店行くようになる。行ってる奴がいた。」と。「やっぱり、不良の溜まり場だったのね。」と言うと「違うんだよ。違うの。」と目に涙をためて反論が返ってきた。どちらかというとストレートで真面目だったわたしが、何故、不良の親分、悪の親玉みたいに見えるヒロク二さんといるのでしょう?夫婦って面白いですね。自分のまわりのベスト・カップルを見てごらん。何となく、さもありなんという感じがするから。
あの頃の「あれ」があったから「今」がある。
そう思ってしまったらPCに向かってる場合じゃないという気がしてきましたぜ、ヒロさん!