武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

ある日突然、耳が聞こえない。突発性難聴という病気。

2009-12-15 12:37:48 | Weblog

トイレの入口に貼ってある絵。ヒロク二菌にやられているわたしの脳ミソ。その名をストレス。

朝起きると左の耳が聞こえなくなっていた。少し頭痛がしていたので頭痛薬を飲んで、頭を叩いた。ヒロク二さんの話が聞こえにくく、楽な感じ。忙しくしている横で話かけられたりすると、脱線して物事が進まないので「聞こえない。聞こえない」を連発していた。本当に左の耳が聞こえないだけで、周りの世界が静かに存在しているような感じで不思議な感じ。あまり気にしていなかったが、近くの耳鼻科に行った。耳鼻科というのは、小さな部品のようなものがきっちと並べられていて、独特。思わずドイツ的ネ、と光る器具をながめていた。とても、とても、長細い顔立ちにめがねを掛け、目の下に隈がたっぷりある先生は、静かな声で「これは悪い」「ここでは治療出来ないから、すぐ入院して下さい。紹介状を書きます」と言ったきり、会わずじまい。後は、看護婦さんが対処してくださった。

病は気からというので、ここでまず心理チェック。ヒロク二さんの癖というか、何かをする前に、愚痴ともなんともいえないことを言い出すというのがあり、わたしの中では「聞きたくない」という心理がふくれあがっていたのです。「冬、寒い」( )はわたしの心の呟きです。(冬は寒いのはあたりまえ)「冬さえなければ」(日本は四季があるんだよ)「冬の個展はどうのこうの」(人間やるときはやるのがあたりまえ!)個展の会場に着いて欲しい時間に「風呂に入る」(いつも入るわけじゃないのに今日何で?)とか「今日は行かない」(行かないといけないでしょう!)とか、そして、家では半袖で素足。石油ストーブ、ガスストーブで亜熱帯性気候の我が家。わたしはバチがあたるのではと思っているくらい。そんな出来事を考えながら入院したのであります。病院に入院するとスイスイと耳は聞こえるようになりました。しかし、早期治療が一番なので、この病気には気をつけてください。

個展も終わり、我が家の絵画教室のために家に外出許可をもらって家に帰ると、台所はメチャクチャで、ジル(猫)のウンチの匂い、機嫌の悪いヒロク二さんの顔。なんとか見られるように準備をして、生徒と教室をしていたら
「サホリ、卵焼き焼いて」という声が・・・・。
耳を疑った。「今、何て?」耳はすっかり聞こえるようになっていたけど、聞こえないフリをして生唾を飲み込んだ。
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