武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

「Paper House」という作品(作品紹介497)と 我家の食卓

2018-08-08 15:29:04 | Weblog


「Paper House」と名付けられた作品。
この弧を描く形の人がある作品は、すべて「Paper House」と名付けられています。
10点ぐらいあると思います。

この作品は、もともと牛乳パックでヒロクニさんが遊んでいた時(簡単な工作)をしていた時に、
牛乳パックの面を半円にして、そこに落書きをしていた時に見つけたフォルムなんです。
そういう工作群をテーブルに置き、街として眺めていました。

私は子供造詣教室をしていた頃があり、子供より創意工夫がなされていないヒロクニさんの工作を見て、
「ある意味凄い」「抜け感が凄い」と驚いていました。
子供の方が、大人顔負けの作品を作ることがあり、子供は凄い!!と驚いていたのと反対の感情が、
ヒロクニさんの工作でした。
たぶん、ヒロクニさんの感覚には二次元の感覚しかなく、「二次元の立体感覚」だったのだと思います。
そんな事から生まれたのが、「Paper House」の作品群なのです。

また重厚さというのは全くなく、軽さを感じさせるものでした。
風が吹いたら、飛んでいってしまいそうな。


暑い日が続く中、この絵はトイレに飾ってありました。
我家のトイレは日がちょっと当たり、冷房も効いていないから、蒸し風呂のよう。
手を洗う水は、暑い湯になっている。
「あつ~」、と手を洗って振り返ると、この絵が見える。

この絵を見ていると、東京の銀座での個展の時に感じた、都会の片隅の静寂を思いだし、
その空気を思い出していました。それは、神戸でもなく、大阪でもなく、銀座の夜の時間。

この絵は、はっきりしたいつものヒロクニさんのパワーの絵ではなく、
少しセンチメンタルでポエジーが強く出ている絵のように思います。



暑い日が続きますが、食欲は2人とも衰えることはなく、
「美味しい、美味しい」。と夕食を共にしています。
そんなことで、我家の夕食を↓


白いお皿には、鳥腿肉にデルモンテから出ているマスタードソースを絡めたものと、サヤインゲンのグラッセ。
雑魚だしでとった小松菜の吸い物、ピーマンの煮浸し。
卵豆腐。ゴーヤの天ぷら、昨日の残りの高野豆腐を薄味で煮たもの。
トマト。蓋付きの入れ物には、みぶなの漬物と高菜漬けが入っています。

私はまずトマトを食べ、それから2人で少しだけ焼酎を飲みます。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 色鉛筆画紹介496(アリガトガ... | トップ | 子供が描いたような絵(色鉛... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事