武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

おいしいみかん(作品紹介77)

2012-01-17 22:12:01 | Weblog

本「しあわせ食堂」のカットから抜粋 P164目次「みかん」より

みかん復活!!
みかん離れというものをしてから、20年。昨年の冬から、みかんにハマッタ。
コタツにみかんという冬のスタイルは、ヒロクニさんの「コタツにみかんって、最低だね」の一言から姿を消した。コタツというものを嫌悪する武内ヒロクニなる者は、『コタツ=堕落=テレビを見る』ついでに、みかんも堕落の仲間という説明をわたしにした。
結婚当初は、テレビがやたら見たくなった記憶がある。
みかんは、そんなに好きでもなかったのか、わりと食べなくても平気だった。
コタツは、「他人と足を四方から突っ込むようなことは、気持ち悪い」とも言っていた。

現在は、テレビは地デジ化により、再び見ない生活へ。
コタツは、無し。
そして、みかんだけが復活した。

昨年、ヒロクニさんが風邪を引いたので、みかんを買ったのが始まり。そのみかんは、紅くて『金時紅』というみかん。その売り場を見ると、赤みを帯びたオレンジ色が暑苦しい感じで積まれていた。イメージとしては、変な感じ、みかんらしくないという風に横目で見て一度通りすぎた。しかし、そこは主婦。みかんの周りを徘徊して、ラベルや精神を集中して、「どれがいいのか?」嗅覚なんかも集中させて、説明なども読んで、398円で購入した。信じたのは、結局説明です。家に帰って食べてみると、甘くて、あまりすっぱくなく美味しかった。ヒロクニさんも皮を剥くと、よく食べてくれたのでホッとした。再び買いに行くと、同じものが498円になっていたが、迷わず買った。またまた、買いに行くと今度は、680円に値上がりしていた。しかし、買った。また、買い物へ行くと、そのみかんは、売っていなかった。

久しぶりに、美味しいみかんに感激した。
手で皮が剥けて、小粒の日本のみかんに改めて感心したのです。
みかん離れしていた家庭に、再びみかんは戻ってきたのです。
農家の人達の品種改良や栽培に取り組んだ努力の結晶を食べているのです。
努力って、凄いと純粋に思いました。

*『金時紅』と購入した袋に書いてありましたが、別名『さぬき紅みかん』『越冬さぬき紅みかん』と呼ばれているようです。

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