6Bの鉛筆で描かれた、街の風景
神戸の街だと思う。坂道がある感じがするのです。
ヒロクニさんとは、よく歩きます。メイン通りは行かず、横道の路地を縫うように目的地に到着します。
その感じを、わたしの視覚も覚えていて、確かにこんな感じがします。
ただし、散歩の途中でCOFFEE店に入って、コーヒーばかり飲んでいると胃が痛くなるので、ココアを頼むことが多くなりました。毎日、コーヒーをガブガブ飲み、相変わらず煙草を吸っています。ヒロクニさんが、銜え煙草で、自分の絵を見ている時の姿は様になっていて、フランスの俳優「ジャン・ポール・ベルモンド」を思いださせてくれます。(わたしは、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが好きなのだ。)
そうは言っても、朝夕寒くなりましたよね。朝夕の機嫌の悪い顔。
寒くなると、ヒロクニさんは、人格が変わるのだ。
玄関に、シーツ(布団にかけるシーツ)を画鋲で天井に吊り下げ、入り込む空気をすでに防寒しています。ガスストーブも最近点けられています。アトリエでは、電気ストーブも点けている。
ヒロクニさんは、「冬は寒くて嫌だ」。という事が多くなり、眉間に皺が刻まれて、口がなんとなくへの字に歪む「顔」の表情を見てしまう度に、わたしも「嫌だ」「嫌だ」と思います。以前は「寒いと思うから、寒いんです!!」と怒鳴ったが、今年は、一緒に「冬は嫌だ」と言って、「寒いから、○○したくない」と、ヒロクニさんとそっくりな態度を、してやろうと思っているのです。
何にでも、「寒いから・・・・」と「冬だから・・・・・・」といってやろうと思っているのです。
成功するだろうか?コツは、対抗するのではなく、一緒の立場になって、寄り添うように「嫌だ」というのです。
今日も朝から「寒いのは、あかん」。と言っているのを聞いた。
すかさず、「わたしも、あかんわ・・」とつぶやいたら、シーンと沈黙したのですけど、成功するでしょうか?
とにかく、ストレスを溜めたくないのです。
まだ、秋だからいいけれど、本格的な冬、恐れています。
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