20-4-20（日）朝コーヒーを飲みながら今、このブログを……。

昨日の夜、キックから帰ってきたのは22時頃だった。誰もいなかったので、一人でカレーを暖めて食べた。
……ま・ず・いぃぃぃ。

しばらくして帰ってきた奥さん、「どうだった？　カレーおいしかった？」「…………」
「実はさ、昨日作ってるときカレーの素が足りなくなっちゃって、他に探したらカレーのルーがあったのよ、よく見なかったのが悪かったのね。それ入れて作ったんだけど、なにかどうもおかしいの。袋よく見たらビーフシチューの素だった」
――どうりで、二種類一緒に食べられてラッキー――


昨日、今日とテニスのレッスンは無し。
だから、フリーで練習と試合をする。
昨日は、雨の予報がはずれて曇り、しかし、風が強かった。
サーブでボールを上げると、風が邪魔しあっちいったりこっちいったりとフラフラ。まるで放浪の旅に出た住所不定のアニキン様のよう。困ったものだった。
さてさて、これからテニス場に出発!!!!!

20-4-19(土)昨日のルノアールと今日

「もう疲れたのよ。わたし」
「そうね、頭くるわね。でも、いいじゃないの、あんたなんか」
「ちょっと、馬鹿にしないでよ。一万や二万の金じゃないのよ。八百万よ、もう」

「この間さ、あの人から電話があってさ、近くに朝エステができたから行ってみない？　だって言うのよ。あたし、なに言ってるのよ。あんた、金返してから言ってよ、って言ってやったわよ。」
「ふふ、ノーテンキね。あたしさ、彼女にさっき電話したらさ、最初呼び出し音が鳴ってたのに、五回くらいでプツンって切れちゃった。ひどいわー」


どうも、先ほどから大きな声を出して、みんなに聞こえよがしに言ってるとしか思えないおばさん二人が、私の前の席にいた。
どうも、金貸しのおばさんのようだった。しかし素人のようである。
ただ、八百万というのは一体どんな金？　と訊いてみたくなった。

さて、今日は寒くて強風が吹いてるがテニスに行こう、これから。
で、夕方は私はキックに行く。
うちのは、夜、あ～～ら奥様の飲み会だって、だから、夜飯は食ってきてくれって。
えー、っと言ったら、じゃ、カレー作っておくわ、という。
じゃ、それでいいや、と手を打つ。

20-4-18（金）フランスパンと日本蕎麦とおにぎり

若いときからフランスパンが大好きだった。あの香ばしい独特の香り。
そして今ではあまり聞かなくなったサイカと呼ばれるまん丸の丘の形をしたパン。
あれは表面に白い粉が降りかかっていて表面が硬く、中はフカフカでとても柔らかい。
大好物で、ぼく一人で全部平らげることもあった。


若いときだが、あるとき、そのサイカというフランスパンを食べていた。
うん？　ガリっ……なに？　舌を口の中でぐるぐる回す。
硬い異物が、舌に触れる。それを口の出口まで誘導する。
げっ!!!　ハハハハハハハハ歯だ。　ヤバイ!!
元々、小さな穴が開いてた前歯、その歯が欠けた。


このことを思い出したのは、昨日、日本蕎麦屋さんでだった。
そば定食（たぬきそばにシャケと梅干のおにぎりが二個とおしんこ二切れ）を注文。
おにぎりの上に梅肉が僅かに出ていて旨そう。
ガブリ。
………ガちっ、、、あ、あ？――――、、瞬間、全ての視界と音が消えた


幸いにも、今回は事なきを得る。

20-4-16（水）ジョン暖簾

うん？　
「フーアーユー？」「ホゥエア　アーユーフロム？」「ハウ　オールダーユー？」「ホゥエア　ドゥ　ユー　サーチ？」「イエスタデイ　オールマイトラブレス　シンソ　ファーラウエイ」
頭の中で知ってる限りの英語を反芻。

あれは間違いなく道に迷っている。
20メートルくらい先にいた外人二人は、段々、近づいてきた。

向こうから訊いて来なければこちらから声をかけよう、と準備万端。ヨシ!!!
すると、ぐーちゃんを一人の男が追い抜いていった。
…………
あっ!!!　――先を越される。


外人と男が会話するそばを通り過ぎる。
なんでー。教えてやろうと思ったのに!!!

日本人は親切だ。
ジョンレノン似の日本人叙音暖簾にいろいろ助けてもらった、と母国に帰り仲間に懐旧談として話している姿を目に浮かべていたのにな……。

20-04-16（水）箸

割り箸はほとんどが中国からの輸入品で、防腐剤などの有毒な成分をたっぷりと吸収し、身体に重大な危険を及ぼすことは既に知られている。

そのせいで、今、マイ箸ブームが湧き起こっている。

先日、ルミネの箸売り場に行った。
見ると800円～2000円くらいが相場であった。ふむふむ、う～～ん、どれにしようかな？　と考える。
ん？　まさか？　これも中国製じゃないよね？　と、細かい文字を探しだし、凝視した。

――が～～ん。Made in China.　
他のも探して見た。日本製がない。台湾か中国がほとんどであった。

これじゃ意味がない。中国製が嫌だから日本製を買い求めに来たのに。……諦めた。
家に帰って、「箸って日本で作ってないの？　‘ちりとてちん’でやってたよね？
今度探してマイ箸買ってきてよ」と言っておいた。


そしたら、昨日デパートに行って買って来てくれた。
「おーーーー、サンキュー」
「プレゼントしてあげるよ。いくらだったと思う？」
「日本製？」
「もちろん、黒檀でそれも福井県小浜市のだよ」

どれどれ、と手にとって見てみる。（株）兵左衛門の八四郎という本物だった。
ふむ、ふむ

「さていくらでしょう？」「うーん、三千円」「ぜんぜん」「嘘!!　五千円？」「まだまだ」「まじ？　一万円？　なんていうなよ」「当たりー」「……ウソー、ほんとに～？　高～!!!　でも、サンキュー」「ま、どっちみち、お父さんのカード使ったから、自分で出すんだけどね!!」


「がっび～～ん」

20-4-15(火)昨日の顛末

近畿日本ツーリストで五月の旅行の代金を支払ったあと、その隣にあるカフェドクリエに入る。
コーヒー￥250-。混みあう店内。禁煙席は満席、仕方ないから北京の上空のような喫煙席に侵入。
やっと空席を見つける。
右隣は二人の男女。左側は風景写真が飾ってある壁。
二人は、声を落としてヒソヒソ話をしている。
持ってきた小説を広げ、コーヒーをひと口すする。


「昨日の夜、危なかったのよ。まさか感ずかれてはいないと思うけど」
男は、えっ!!　と口を半ば開けた表情になる。
「だけど絶対にばれない自信はある」
「大丈夫だろうな？」と男が不安そうに口を開く。
「二重、三重のアリバイは作ってあるから。……聞きたい？」
男の顔を覗きこむように話す女は、どうも男をいたぶって面白がっているように聞こえる。
「…………」


私とこの二人の距離は、１メートルあるかないか。だからよく聞こえる。
二人にとって話しやすい状況を作ってあげる為に気を利かせ、本に集中する。
24ページを見つめる。そして、ページをめくるが、振りだけで読んでいない。耳は研ぎ澄まされダンボに。まじだぜ!!!　不倫だぜ、これは。うっ、もっと、聞きたい。……ドキドキ。

「しばらく、会わない方がいいかな？」
先ほどから口数の少ない男が、鎌をかけるように言う。
「私はいいけど、ひろしはそれでもいいの？」


他を見る振りして、そーっと二人の顔を横目で見る。
二人の風体は40代後半のサラリーマン風の男と20代半ばのファッショナブルな女。
ま、男は……平均レベルだな。女は……うーん、ナイスバディ、うまいことやりやがって……、コノ・ニャロメ!!!

寒々とする荒地を彷徨うわが人生、ふとよぎる。……ふー、と……溜息。

20-4-14(月)90%昨日の報告

結局、昨日は10：45に大森駅に着いた。一人が待っていた。「他は？」「もう中にいると思います」
中に入る。熱気に包まれてアマチュアの試合は既に始まっていた。今回は、池袋のジムから10人くらいがエントリーしている。

毎年夏の江ノ島研修に行くメンバーが二人出るので、その為に応援に来た。
その二人、一人はＫＯ勝ち。
もう一人は、１ラウンド目にラッシュして相手のダウンを奪う。が、２ラウンド目は、その影響で完全に乳酸が体内に充満し筋肉が動かない。
傍は「ほら、パンチ、パンチ、手を出して。ほら、蹴り、ほら、おーい、何してるんだよ。手を出さないと、相手も同じように疲れてるんだから、ほらー」って言う。
最後は立っているのもやっと。あと二十秒、あと十秒、５，４，３，２，１。
しかし、彼は気持ちは折れなかった。絶対に倒れなかった。で、判定で勝利。

35歳くらいのその彼は、独身で仕事はＳＥ。いつもモテたい、モテたいと言う。最後に決まって誰か紹介してくださいよって言うのも彼の口癖。「五十歳くらいの女性でもいい？」と訊くと「二十歳代で可愛い子じゃないと」「おまえなーーー、鏡、もういちど見て出直して来い」「えへへへへへ、すいません、20～40まで広げます。レベルも中の下までＯＫです」「30～59、中の下の下の下まで下げろ」（笑）

でも、こうやって必死にやることやってれば、必ず好きになってくれる人が現れるはず、と思うけどなー、と思う。見に来てる女性も多いし。

今日は、雨から曇り。朝の電車、足が辛うじてドアに懸かる程度、ベルが鳴りドアが閉まる。私のバッグと傘がドアからはみだしている。駅員が慌ててやってきて、押されてやっとこさ乗れる。足は爪先立ちだったけど。

20-4-12(日）昨日そして今日

昨日の夜は、そういうわけでキックに行ったわけである。それは昨日の日記に書いた。だからその続きを少し話す。
体験者が二人いた。一人は五歳くらいの男の子、そして30歳くらいのお母さん。この二人も含んでクラスが始まった。
数分して、今度は「さっき電話したものだけど、見学いいですか？」「あ、どうぞ。靴脱いで上がってください」「いや、いい」と受付の女のオバサンとやりとりしていた二人の男が、見学し始めた。
すると、そばのキックの試合のポスターを見て「あれ？　タトゥがあっても大丈夫なんですか？」「いえ、これは他団体の選手ですから、うちはワンポイントくらいなら許可しますけど、それ以上は……」「おれも背中一面のワンポイントの刺青なんだけど」「いえ、うちは認めてませんので、ほかのところは知りませんが」「ふーん、分かった。邪魔したな!!」と言って、帰っていった。その時間約五分。その筋の者、ミエミエだった。

私は練習しながらその成り行きをチラチラ見ていた。
あとで、受付のオバサンに「毅然たる態度でよかったよ」「あら、ありがとう。でもねー、誰でもいいってわけいかないものね」「よかったよ。入らなくて」
せっかく、ちびっこが体験で来てるのにねー？

で、今日は、朝から大森に行く。それは、今日大森のゴールドジムというところでキックの試合があるのだ。といっても私が出るわけじゃない。仲間が大勢出るのでその応援に行くわけだ。一応10：30に大森で何人かと待ち合わせ。
とりあえず行ってきます。

20-4-12（土）晴れか、テニスでも行くか。

朝早く、去年から品川区に住み始めた息子が車を借りに来た。
先週に連絡があり、友達とゴルフに行く羽目になったので、車とゴルフバッグ貸してということだった。

いよいよやることになったのか？　と聞くと、断りきれなくて付き合いをするだけで、これが最初で最後だという。これから、もっとやればいいのにと思うが、まだ若者のやるスポーツでもないような気もする。
金がかかりすぎる。友達は独身だから平気らしいが、結婚しているとそれどころじゃないらしい。たしかにそうだろうな？

9：30までにテニス場に行く。今日のクラスは四人。
練習では落ち着いて上手くできるのに、そのあとの試合になると、アタフタ、ドギマギして上手くいかない。四試合して2勝2敗。その中にスコンク負け一度あり。

夕方はまたまたキックに行ってきまーす。

20-4-11（金）（昨日の一日）

税理士の先生から電話があり、3時の打ち合わせの予定が30分繰り上がり2時半になった。
内容は、昨日税務署から当社に税務調査をしたいという電話があり、その事前打ち合わせをしたいということだった。査察？　と聞き返すと、そんな規模の会社じゃないでしょ、と言われ納得。

2時半に、やってきた。
あれこれ話したあと、どうその後は？　ということを言ってくる。
また抽象的な質問をしてくる。
膝、悪かったんでしょ？　治った？　という話だった。
まー、なんとか、と言うと、私は筋トレもやってるしね、と言う。
それから、見て見てとポケットから一枚の紙を取り出して私に見せる。
なにやら数値が記されてる。
私なんか、中性脂肪や総コレステロールも、みんな規定値以内、だから全然怪我なんかしないし、ゴルフも優勝するし、と言う。

なんだ、結局、自分の自慢話じゃないか、と嘲笑気味に敬意を表し感嘆する。

で、思った。
最近私の怪我が多いのは過去に週に一回は欠かさずやっていた筋トレを止めたからに他ならない、との結論にいたる。その日、会社から歩いて二分のジムに行った。
思い立ったが吉日。善は急げ、とばかしに、なんでもすぐ行動するのが私。

一年半ぶりにやった。疲れたが、気持ちよかった。
よし、これから、一週間に一回か二回は定期的にまたジムに行くぞ、と決意。
壊れた筋肉細胞を修復するためのプロテインも、買ってきた牛乳に溶かしてすぐに補給する。その日、腹こわす。

どうも牛乳は相性が悪い。