我慢した方がいい、だれにも言わない方がいい、と、今までずーっと封印してきた。
でも、ちょっとだけグチる。そう、事実だから。
昨日は雨。傘を差して築まだ2~3年くらいしか経っていない豊島区中央図書館に行った。
僕の前に、男が歩いている。それはいい。がっ、あー、なるほど、雨だから、こういう人たち今日はたくさん来てるのだろうな? と訝る。
と、思ってたら、僕に罰が下った。すえたような汗の臭いが、ぷ~んと僕の鼻を突く。典型的な浮浪者の香り。この香りが好きな阿仁金のような人ならいいが、どうも僕は苦手だ。
この時点では、まだ序の口、エレベーターの前だ。
エレベーターに乗った。なんと中には六人中浮浪者が三人。軽く、クラ~~とする。
いよいよ中に入る。やはり多かった。至る所の座れる場所には、そのようなお方たちが陣取って、居眠りをしている。
私立ならこうはならないだろうなと思いつつ、……ここは、公的な機関。
ま、しょうがない。世相なんだから、と気を取り直す。
PC席を予約すると、空いててすぐに座れる。一時間OK。
イスに座る。そこでも強烈な残臭に襲われる。前に座ってた人、間違いなくあのお方たち
悪く言うつもりはない。彼らの安らぎの場所だろうから。
それが嫌なら、僕が図書館に行かなければいいんだから……、だよね。