田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『スペシャリスト』

2020-09-21 14:57:58 | ブラウン管の映画館

『スペシャリスト』(69)

 大金強奪の濡れ衣をきせられ、縛り首になった兄の仇を討つため、単身無法の街に乗り込むガンマンの活躍を描く。監督は『続・荒野の用心棒』(66)『殺しが静かにやって来る』(69)『ガンマン大連合』(70)などのセルジオ・コルブッチで、伊、仏、モナコ、西独の合作という多国籍映画。コルブッチ映画らしく、ここでも主人公を徹底的に痛めつけ、肉体に欠陥を負わせている。

 「フランスのエルビス・プレスリー」とも称された人気ロック歌手ジョニー・アリディが主演し、ガストーネ・モスキン、フランソワーズ・ファビアン、マリオ・アドルフといった個性的な俳優が脇を固めている。

 知り合いがこの映画に関するいいコラムを書いていた。
巨匠コルブッチの作家性を語るうえで重要なマカロニ西部劇の佳作
https://www.thecinema.jp/article/902

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『エイリアン』

2020-09-21 09:28:26 | ブラウン管の映画館

『エイリアン』(79)(1979.12.28.蒲田パレス座.併映は『スーパーマン』)

 謎の信号を受信し、調査に向かった貨物船ノストロモ号の乗組員たち。着陸した惑星で発見した宇宙船の残骸にあった卵から未知の生物が飛び出し、乗組員の一人に寄生する。それが惨劇の始まりだった。

 次々に変態し、人間を襲う恐怖の生物・エイリアンの不気味なビジュアルと、スタイリッシュな映像が評判に。リドリー・スコット監督、ヒロインを演じたシガーニー・ウィーバーの出世作となった。

 キャッチコピーは「宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない」。SFというよりも、ゲテモノ密室劇の傑作といった感じ。特にエイリアンが腹から飛び出す場面は圧巻。火事場の馬鹿力じゃないが、いざとなると女の方が強いのか。

【今の一言】リドリー・スコット監督作は、この映画といい『ブレードランナー』(82)といい、公開当時はB級扱いだったものが、後年評価が上がる傾向がある。

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『キング・コング』(05)

2020-09-21 08:03:45 | ブラウン管の映画館

『キング・コング』(05)

 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督が33年のオリジナルをリメーク。76年のジョン・ギラーミン版は、舞台を現代に移していたが、今回は時代を30年代に戻している。オリジナルでヒロインを演じたフェイ・レイをラストシーンに出演させる予定だったという。冒険、秘境、怪物、ホラー、スリラー、恋愛…、まさにてんこ盛りだが、CGのコングはアニメーションを見ているような感じがした。

『キング・コング』(33)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/292f392acda0b5e8efa7db0929b9e09d

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【インタビュー】「誰かが、見ている」佐藤二朗

2020-09-21 06:05:09 | インタビュー

「三谷さんの脚本で、慎吾くんとがっつり絡めるのが、今回の一番の楽しみでした」


https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1241764

【インタビュー】「誰かが、見ている」三谷幸喜&香取慎吾
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/de3878f89d141dce598605a74632e80e

【インタビュー】「誰かが、見ている」山本千尋
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c7e01a681449e3c99c076821243af6c3

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