田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

片桐はいりと映画館

2020-11-28 09:23:46 | ブックレビュー

素敵な記事を見付けた。「片桐はいりが今も映画館で働き続ける理由」
「もぎりも担当」片桐はいりが今も映画館で働き続ける理由(FRIDAY) - Yahoo!ニュース

彼女が映画や映画館への思いを記した『もぎりよ今夜も有り難う』は名著。
『キネマの神様』(原田マハ)の解説も素晴らしい。
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8028269b0cf5e5baa9d099d34fda3589

彼女、所縁の「キネカ大森」や「シネスイッチ銀座」もリポートした「違いのわかる映画館」
もはやなくなった所も多い。
https://www.enjoytokyo.jp/feature/season/cinema/

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『サイレント・トーキョー』

2020-11-28 07:19:43 | 新作映画を見てみた

 「これは、戦争です」12月22日、クリスマスを目前ににぎわう東京・恵比寿で爆破テロが発生。犯人は首相との生放送でのテレビ対談を要求。受け入れられない場合は、渋谷で無差別爆破テロを起こすと予告する。対する首相はテロには屈しないと要求を拒否。そして翌日、渋谷で爆発が起きる…。

 秦建日子がジョン・レノンの「ハッピークリスマス(戦争は終わった)」に影響を受けて執筆した小説を映画化。巨大セットで再現された渋谷の街が見もの。波多野貴文監督は、テレビドラマ出身だけに、クライムサスペンスを99分でまとめる構成力に才を発揮した。

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『また、あなたとブッククラブで』

2020-11-28 07:01:12 | 新作映画を見てみた

 

 2018年製作の映画。ダイアン(ダイアン・キートン、当時72歳)、ヴィヴィアン(ジェーン・フォンダ、81歳)、シャロン(キャンディス・バーゲン、72歳)、キャロル(メアリー・ステインバーゲン、65歳)は、月に一度の読書会を楽しみにしていた。ある日「たまには趣向を変えてみよう」と官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を読むことに。刺激的な同書に触発された4人は、単調な人生を変えるべく、新たな一歩を踏み出そうとするが…。

 往年の名女優たちが、それぞれ、アンディ・ガルシア(62歳) 、ドン・ジョンソン(69歳)、リチャード・ドレイファス(71歳) 、クレイグ・T・ネルソン(74歳)を相手役に、老年期のラブストーリーを繰り広げる。下ネタやラブシーンはちょっとグロテスクに見えるところもあるが、彼女たちの健在ぶりには大したものだと思わされる。

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