『ブラボー砦の脱出』(53)(1985.5.12.)
南北戦争下の1863年、南軍の捕虜を収容する北軍のブラボー砦。ある日、北軍のローパー(ウィリアム・ホールデン)は、インディアンに襲われた馬車を助け、乗っていたカーラ(エリナー・パーカー)と知り合う。
彼女は友人である北軍隊長の娘(ポリー・バーゲン)を訪ねてきたのだが、真の目的は、捕虜となった婚約者のマーシュ(ジョン・フォーサイス)の脱走を手引きすることだった。マーシュたちは脱走に成功するが、追ってきたローパーに捕まる。だが、その時メスカレロ・アパッチの大軍が彼らに襲い掛かる…。
ジョン・スタージェスの日本初登場作。アンスコカラーで撮られた雄大な風景、巨岩、奇岩。ロバート・サーティースによる高所からの撮影が目を引く。中でも、ローパーらが身を潜める窪地に、メスカレロアパッチが高所から弓矢の嵐を降らせる"空中シーン"が圧巻。そして何よりパーカーが美しい。で、脱走とスタージェスと言えば、後の『大脱走』(63)につながるのだ。
ジョン・スタージェスのことを
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