田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『ブラボー砦の脱出』

2021-08-19 07:30:36 | 映画いろいろ

『ブラボー砦の脱出』(53)(1985.5.12.)

 南北戦争下の1863年、南軍の捕虜を収容する北軍のブラボー砦。ある日、北軍のローパー(ウィリアム・ホールデン)は、インディアンに襲われた馬車を助け、乗っていたカーラ(エリナー・パーカー)と知り合う。

 彼女は友人である北軍隊長の娘(ポリー・バーゲン)を訪ねてきたのだが、真の目的は、捕虜となった婚約者のマーシュ(ジョン・フォーサイス)の脱走を手引きすることだった。マーシュたちは脱走に成功するが、追ってきたローパーに捕まる。だが、その時メスカレロ・アパッチの大軍が彼らに襲い掛かる…。

 ジョン・スタージェスの日本初登場作。アンスコカラーで撮られた雄大な風景、巨岩、奇岩。ロバート・サーティースによる高所からの撮影が目を引く。中でも、ローパーらが身を潜める窪地に、メスカレロアパッチが高所から弓矢の嵐を降らせる"空中シーン"が圧巻。そして何よりパーカーが美しい。で、脱走とスタージェスと言えば、後の『大脱走』(63)につながるのだ。

ジョン・スタージェスのことを
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f68e684a8122d31213e80c6fa92023be

 

 

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【ほぼ週刊映画コラム】『ドライブ・マイ・カー』『子供はわかってあげない』

2021-08-19 07:17:36 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
邦画の佳作を2本紹介
『ドライブ・マイ・カー』『子供はわかってあげない』

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