(あれから、いろいろ考えたんだ。好きな人にも告白したよ。それで、分かったのは、川島君はやっぱり友達なんだよ。イイヒトだし、話してても楽しいから、つき合ってもいいかなって、ちょっと思った。でも、好きだった人と、話をしてみて、気付いたんだ。私、まだ、知らない事が多いって。わたし頭悪いでしょ。だから、今、受験に専念しなければ、その先の世界を知ることが出来ないんじゃないかって。それに、恋愛と勉強を両立できるほど、器用じゃないから、川島君の気持はすごくうれしいけど、今の私じゃ、川島君の気持に応えられない。だからごめん。)
なるほど。と、しか、言いようがない。想定内の事だけれど、胸は痛い。でも、平川綾乃は今までとは違って、しっかり前を向いていて、バスケの試合の時みたいに、一生懸命ゴールを目指している。
そんな彼女の足を引っ張ってはいけない。と、自分に言い聞かせる。けど、少しだけ抵抗してみたい。
(胸が痛い)
(本当にごめんなさい m(__)m )
ああっ、これは本当に無理なんだなぁ。
(うそだよwww)
(いじわる)
(平川の気持ちはよくわかったよ。僕たちはまだ、何も知らない。それはすごく共感できる。だから今は、お互い、受験にベストを尽くそう。)
(ありがとうございます。)
(なんで急に他人行儀なんだよw)
(いや、ここはきちんとしておかなければと思いまして)
(www)
(バカにしてる? )
(してないよw )
(分かってたよ。川島君そんな人じゃないもの)
ああっ、こういう所、キュンってするんだよなぁ。ずるいよ平川。
(大学に合格したら、マックでお祝いしよう)
(そういう時は、リストランテ・アサヒナで、ディナーでしょwww)
(お金ないのを知ってるくせに )
(うそでーす! )
この距離でいい。平川綾乃は、もう、次のゴールを目指してるんだから。
僕も、告白出来て、少しもやもやが晴れた。
(じゃあ、マックでお祝いね。スベったら、知らないから)
( (´・ω`・)エッ? )
(知りませんよwww とにかくベストを尽くせ! )
(分かった。ベストを尽くすよ。色々ありがとうね)
(うん。僕も良い経験になった。じゃあ、再び数学の勉強に没頭するよ)
(おおおおおっ。まじめーww)
(うるさいよwww)
(おじゃましましたwww じゃあ、また学校で)
(うん。平川も参考書、開けよ! )
( (‘’◇’’)ゞ )
( (`・ω・´)ゞ )
携帯を元の場所へ戻し、天井を見上げて大きなため息を吐く。もう一度、これでいい。と、自分に言い聞かせ、シャーペンを手に取る。
「整数cが5以上の時、pはqである為の必要条件ではない。なぜならば・・・・。」
うん? なるほどな。僕が友達以上と思ってても、それが、恋人になる為の必要条件ではなかったんだな。
なるほど。と、しか、言いようがない。想定内の事だけれど、胸は痛い。でも、平川綾乃は今までとは違って、しっかり前を向いていて、バスケの試合の時みたいに、一生懸命ゴールを目指している。
そんな彼女の足を引っ張ってはいけない。と、自分に言い聞かせる。けど、少しだけ抵抗してみたい。
(胸が痛い)
(本当にごめんなさい m(__)m )
ああっ、これは本当に無理なんだなぁ。
(うそだよwww)
(いじわる)
(平川の気持ちはよくわかったよ。僕たちはまだ、何も知らない。それはすごく共感できる。だから今は、お互い、受験にベストを尽くそう。)
(ありがとうございます。)
(なんで急に他人行儀なんだよw)
(いや、ここはきちんとしておかなければと思いまして)
(www)
(バカにしてる? )
(してないよw )
(分かってたよ。川島君そんな人じゃないもの)
ああっ、こういう所、キュンってするんだよなぁ。ずるいよ平川。
(大学に合格したら、マックでお祝いしよう)
(そういう時は、リストランテ・アサヒナで、ディナーでしょwww)
(お金ないのを知ってるくせに )
(うそでーす! )
この距離でいい。平川綾乃は、もう、次のゴールを目指してるんだから。
僕も、告白出来て、少しもやもやが晴れた。
(じゃあ、マックでお祝いね。スベったら、知らないから)
( (´・ω`・)エッ? )
(知りませんよwww とにかくベストを尽くせ! )
(分かった。ベストを尽くすよ。色々ありがとうね)
(うん。僕も良い経験になった。じゃあ、再び数学の勉強に没頭するよ)
(おおおおおっ。まじめーww)
(うるさいよwww)
(おじゃましましたwww じゃあ、また学校で)
(うん。平川も参考書、開けよ! )
( (‘’◇’’)ゞ )
( (`・ω・´)ゞ )
携帯を元の場所へ戻し、天井を見上げて大きなため息を吐く。もう一度、これでいい。と、自分に言い聞かせ、シャーペンを手に取る。
「整数cが5以上の時、pはqである為の必要条件ではない。なぜならば・・・・。」
うん? なるほどな。僕が友達以上と思ってても、それが、恋人になる為の必要条件ではなかったんだな。