硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

恋物語。107

2021-08-31 21:19:38 | 小説
ん~。でも・・・。そうだなぁ・・・・。いい経験だったと、無理をしてみるか。それから、ちょっと気持ちが変わった事を・・・・。
散らかってる頭の中を、少しづつ整理しながら、文章を綴ってゆく。

(たしかに良い経験だった。それからね、偶然、電車の中で先輩と話し合えた後に先輩の彼女って言われてた人にも会って、話を聞くことが出来たんだ。だから、当時のもやもやした気持ちはなくなったし、考え方も少し変わった気がする)

そして、もう一つの報告も忘れずに。続けて送信。

(それから、もう一つ報告があります)

(すごいね! 綾乃に比べて、私は全然駄目)

あれっ、もう返信が来た。はやっ!

(なになに)

いやっ、反応が早い。ここは、名前だけ送っておこう


(川島君)

(!! どうした ! )

めっちゃ動揺してる。ごめんねきらら。

(フッてしまいました。ゴメンナサイ)

(どういうことなの。説明して)

うぁ~。おこってるよぉ。

(怒ってる? )

(ちょっとね。でも、どうして)

やっぱり怒ってたかぁ。ここはきちんと説明しなくちゃね。

(本当にごめん。川島君はやっぱり友達なの。それに、今は受験に専念しないと、絶対後で後悔すると思ったから)

(わかったよ。もう怒らないwww でも、川島君はどういってたの)

う~ん。そこは気になるんだね。ここはヘンに言い訳せず、簡潔に伝えよう。

(私の気持ちを理解してくれた。それで、参考書開けよってwww)

これでいい。きっと、わかってくれるはず。そうだ。きららの報告も聞かねば。