夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

夏の安全対策

2014-08-03 22:35:21 | 日記・エッセイ・コラム

80302 今日の富士山

80301 台風の影響で笠雲が幾重にも重なっています。

    夏の安全対策

海や山、川で夏の事故が色々と報道される。

自分の身近な人でないと、またか位の感覚でテレビニュースを見ている人が多いと思う。

私の高校の同級生が卒業したその夏に、海で亡くなった。

19才の若さだった。青春時代の思い出の一ページになるはずの海水浴が、死出の旅になるとは誰が予想しただろうか…

彼女の死を伝えるテレビニュースに涙がとめどなく流れた。

葬儀の時のお母様の姿に娘を亡くす悲しみを見ました。

   夏は死亡に迄至らなくても大きな事故が起きます。

我が家でも夏休みに、幼稚園児の息子が遊んでいて、左上腕を複雑骨折する大怪我を負いました。

救急車で運ばれた病院には、患者が一杯溢れていました。

子供は、自転車で転倒して骨折。

バーベキュー大会で火傷。

大人は岩場で足を怪我。とか

飲み過ぎて胃腸を壊したとか。

救急隊も大忙しです。

でも考えてみるとこれらは毎年同じ様な事故が繰り返し起きているのです。

時間に少しゆとりを持ったスケジュールにすれば、疲れも随分違って、溺死の危険はかなり減少すると思います。

飲酒後の遊泳が危険なのは、当たり前です。

13年前に行ったハワイでは海岸での飲酒は禁止されていました。

夏は暑いので、親も子も気持ちが緩みます。

また夏休みなので校則等の規則から解放されて大胆な行動も多くなります。

でも大切な命を守る基本は心構えだと思います。

自分がどの位泳げるのか。

疲れていないか。どれくらい飲んでも大丈夫か?

火はキチンと始末したか?

学校の生活指導みたいな文章ですが、大きな悲しみを防ぐ為の安全対策として今一度心構えをして頂きたくて老婆心から書きました。