夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

通院

2014-08-28 22:59:55 | 日記・エッセイ・コラム

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82802 病院近くのマンホールの蓋

      通院

今日は七月の腎臓結石の手術後の受診でした。

検尿とレントゲン等でまたあちこちと悪い所が出て来て精密な血液検査をして貰い、来週も受診になりました。

通院は本当に大変です。

病院中色々な患者と付き添いがいます。

付き添いの人間は大体みんな家庭で患者を介護しています。

患者は勿論体力的に大変ですが、付き添いの人も本当に大変だなぁと思います。

体力。気力。お金。時間。

車椅子一つ押すにも体力だけでなく、コツと愛情が必要です。

受診迄の待ち時間を静かに過ごさせるだけでも、周りに気を使います。

愚痴や小言を言う患者をなだめたり、落ち着かせたり、気が練れていないと務まりません。

私は介護される側です。

昔は男性が倒れて、女性が介護するケースが多かったと思いますが、

私が注目しているのは、女性が倒れて男性が介護している夫婦です。

通院に付き添って来ている大抵のご主人はとても優しくて、良く出来た方々なのです。

細々した事も良く気が付いて、しっかりしていて、紳士なのです。

おじいさんがおばあさんを大切にしているのが解ります!

子供やお嫁さん任せにしないで、夫が妻を支えています。

    これが入院している女性患者だとかなり違って来ます。

私は数え切れない程多く入院生活を経験していますが、気の毒な患者さんを数多く見て来ました。

厄介者払いをしたかのように、全く顔を見せないご主人。

(殆ど毎日顔を見せる私の夫等たちまち病室の話題になります。)

家族にあまり大切にされていないのではないかと思われる方がいます。

   今日病院の待ち時間に人間観察して思ったこと。

ご主人に通院に連れて来て貰っている人は幸せです。

治療や検査が済むと自分の家に帰れるのですもの..