菫と蓮華
タチツボスミレ
山の林の縁や、畑の土手に咲く床しい菫草です。
2020年3月27日 (金) 自宅庭、植木の下でまとまって咲いています!
日本に古くからある野生種の菫です。
三色スミレや、パンジー、ヴィオラ等大型の近隣種を近くに植えると絶滅する恐れが有りますので、ケビン家では、パンジー等は絶対に育てません!
葉っぱがハート形をしています。
タチツボスミレは、
花が終わると、茎が立ち上がって、まるで別の植物のように見えます。
すみれは、花の後ろ姿が、大工さんが木材に墨を引く時に使う墨入れの形に似ているからと言われています。
でも本物の墨入れを見たことのある人間は、60代でも少ないのでは無いかと思います。
(私は、年がら年中大工さんが家に出入りして仕事をしていましたので子供の時に見ています。)
西洋から入って来た所構わず咲く西洋スミレ
山の家から移植した植木の脇に、こぼれ種で咲いています!
蓮華草
レンゲ 今年初めて畑の縁に撒いて見ました!
2020年3月28日 (土) 自宅庭にて撮影
花を見るとレンゲと分かりますが、葉っぱだけでは、レンゲ草とは分かり難いと思います。
それ程レンゲは、田んぼに花一杯咲いている花の印象が強いのだと思います。
すみれとれんげ 懐かしい花です。
残念ながら、今は田舎でも、さらさら行く小川の岸にすみれもれんげも咲いていません。
土手が土の小川は、コンクリートの水路になって、外来種の植物たちがはびこっています。
花は、
貧富の
庭を選ばず
土に咲く
中島 教之 なかじま・きょうし
日めくり中島教之墨詩集