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愛情バランス◆就職指導担当者◆聖学院大学の事例から

2010-09-16 11:12:13 | 日記
こんにちは。

大学によっては
このようなキャリアサポート事例があります。
今週発売のビジネス雑誌から紹介しますね。


◆聖学院大学(埼玉県)

※※※

就職指導担当者が直接企業を訪ねて採用をお願いすることさえ珍しくない。


例えば、9月に学生寮やリゾート施設を手がける企業から(大学に)営業訪問を受けたが、すぐさま就職指導担当者が「御社を含むサービス業界を志望している学生がいます」と2人分の就職登録資料を持ってすっ飛んでいったという。

・・
多くの大学を対象に都内で開催された合同企業説明会には、(自分の大学の)学生に就職指導担当者が付き添い、内定の取れない学生を励まし続けた。

・・
学生のためにここまでドブ板を踏む"営業活動"を行っている大学がどれだけあるだろうか。

※※※
週刊ダイヤモンド2010/09/18「特集:壊れる大学」より。
注:( )は私が補足しました。


◆親子の愛情のように


大学の規模や戦略によって多少の違いはありますが
「私立大学の就職指導担当者のリアルな業務」はたしかにこのようなものです。


私が私立大学に勤務して就職指導担当だった時もほぼ同じです。
懐かしいなあ!という部分と同時に

大学の就職指導担当者は企業の人事担当や就職支援会社の人たちがキャリアサポートをするのとは少し違うニュアンスで学生に接している、ということも感じ取ってもらえればと思います。


◆私立大学は「やわらかい家族共同体」


大学特有の組織風土で教職員と学生は非常に
「やわらかい家族共同体」なのだという考え方ができます。

大学の就職指導担当者の心情を言い表すと
学生を「家族のように守り、育てていこう」
という母親的なものなのかもしれませんね。


企業の人事部や就職支援会社の担当者が
父親的に「学生に顧客として接する」
大人のサービス精神であるのと対照的にも感じます。


母親的な論理・接し方=大学の就職指導担当者
父親的な論理・接し方=企業の人事部、就職支援会社の担当者

両方ともそれぞれ学生に
必要な接し方だと思うのです。


◆両方をバランスよく


母親的なものと父親的なものの
両方がそろっているほうが
人は安心して成長ができるもの、かと思います。


就職活動では、
・大学主催の就職ガイダンス
・企業主催の就職ガイダンス(もしくは企業説明会)
「両方のバランス」を判断しながら出席してみると良いと思います。


聖学院大学の関係者の皆さんに敬意と声援を送ります。
そして

すべての大学関係者、大学生にも
企業の人事部や就職支援会社の担当者にも
声援を送りますね。

一緒に がんばっていきましょう!

ではまた。