フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

美人

2007-03-17 17:57:59 | Weblog
モンクの友達かどうかは、まだ聞いてないけど、先日モンクの家のほうから歩いてくる白人女性が、犬の散歩中に目に止まった。丁度橋を渡っていたところ向こう岸の右手をあるいていた。普段は、プライドの高い自分だから、まったく気にもとめないのだけど、やけに彼女の顔が輝いていて唇がとても紅く見えたから、思わず見とれていた。でも、老眼でまだはっきりと見えてなかった。橋を渡ったところが、公園の入り口になっていて、ちょうどそこで出会うような形になった。そしたら、向こうから、a slight bowかるく会釈してくれた。その顔見たら、なんと美しいこと。若ければ、一目惚れだ。若き日のイングリッドバーグマンかな。では、トレンチなど着てカーサブランカと洒落なくてはと一瞬思ったけど、やはり、年の功というべきか一歩踏みとどまって、気を落ち着けて、ゆったりと微笑返しし、おもむろに「こんにちわ」と言ったら、「こんにちわ」と微笑みながら、流暢な日本語で応えてくれました。せめて、お名前でもと聞こうとしたら、アボが、こんなときに限って糞をたれました。まったく、かっこつかないや。糞の始末をしてたら見失ってしまった。モンクの友達ならいいのになぁ。今度聞いてみよう。可能性薄いな。日本人にも声なんかかけたことの無い自分が、不覚にも声をかけてしまうくらいの美人だから、もう一度あってみたいなとつくづくそう思うフェンネル氏でした。
コメント
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