フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

Laura Basset

2015-07-03 06:13:36 | Weblog
ローラバッセットというイギリスチームの選手の名前は昨日世界中を駆け巡ったね。W杯女子サッカーの準決勝で日本vsイングランドの試合でのことだ。1対1の同点で迎えた後半のアディショナルタイムのことだ日本の川澄から大儀見にだされた右クロスをローラバッセットがクリア。ボールはゴールポールに当たってそのままゴールラインを割るその瞬間日本の勝利が確定。涙のオウンゴールとなった。日本にとってはラッキーだった。でも落ち込むことはない。君がクリアしなかったら大儀見がシュートしていたから。まさに絵に描いたような川澄のクロスだったから。イギリスって階級社会だから新聞も階級によって読む新聞が違うんだってね。ブロードシートの高級紙とタブロイドの大衆紙とはっきり分かれてるんだって。だからどの新聞を読んでいるかでその人の階級が分かるって言うんだからなんだか前世紀の遺物のようだね。その新聞、アッパークラスの新聞には、ローラバッセットが日本に勝利を手渡したという見出しが踊る。World Cup heartbreak for England after Laura Bassett's own goal with last kicksとでもサッカーって厳しい戦いなんだからイングランドのために必死で戦ってくれた彼女達を誇りに思うとも書いている。一方大衆紙では、ローラバッセットにツイッターでサポートの洪水。あのオウンゴールでイングランドが負けたあとにとの見出し。サッカーはこのレヴェルの戦いでは厳しい瞬間が試合を決める。いつも優れたチームが勝つと限らない。いつも賞賛が得られると限らない・・・となんか選手個人を責めないでという風潮。いいな大衆の優しさ。やっぱり階級社会にするとこの優しさがアッパーには分からないんだろうと勝手に思っている。佐サンプソン監督が言ってるでしょう。彼女がいなかったらベスト4までこれなかった。だから我々はさらに一歩先へ行く。選手達はフィールドにすべてを出し切った私は彼女達を誇りに思うと。佐々木監督もいいフォロー出してました。サッカーだものオウンゴールはどのチームのもありうるさ。ウンも実力のうち。日本の負けないという思いが上回っていただけのことさ。世界中の人がローラを励ますなんてサッカーっていいスポーツだね。さぁ日本、決勝だ。二連覇だ。アメリカは強いけれど思いっきり自分達のサッカーで粉砕してくれ。負けないとは思っているけどオウンゴールもあるしさ。澤がスタメンで出てくるのかな。ワンバックはくるだろうな。ラッキーガールは岩淵かな。ワクワクドキドキするね。
コメント
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