フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

The poet’s gift

2023-06-13 08:19:38 | Weblog

『プロヴィンス』

燃えがらの土手のそばの背の高 い白い草の姿
は、その整列を完璧に保ちます。
移動!
風の華麗なチャンネルで

輝く!
その磨かれたシャフトと羽毛のある
葉は、すべての感覚を超えて無色でそこに
閉じ込められていますこれは敬虔な、溝のある、
背が高くて淡い像の原則です—
生命のない救いは美しさ、すべての探求
の核、永遠

ウィリアム・カルロス・ウィリアムズ(1883-1963)は、『プロヴィンス』で身体性と抽象性の興味深い組み合わせで書いています。

赤い手押し車

そんなに大きく依存

赤い手
押し車


水で艶をかけられた

白い
鶏の横に。

・・・・・ウィリアム・カルロス・ウィリアムズ・・・なぜか、この赤い手押し車って詩を知ってました。作者は誰とも知らずに。誰かの絵の本に書かれていたのかな、この詩の断片が。なんか、抽象的だけど具象を極めたホキ美術館の絵のような詩だな。新聞の今週の詩:ってコーナーに載ってた。

ある老人施設

この絵も具象だけど

彼らの頭の中は

抽象だ

車椅子は赤い手押し車

僕は

白い鶏かな

そこには

不滅ではない

永遠が

整列していた

コメント
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