愛媛県の沖合からフェリーで35分、四国(日本の主要4島の中で最も小さい島)にある青島は、日本にある11の「猫の島」の中で最も有名な島です。お店やレストラン、ゲストハウスが一つもないにもかかわらず、瀬戸内海に浮かぶこの一角は、猫が人間を上回る人里離れたコミュニティに興味を持つ訪問者にとって必見のスポットとなっています。ここで私たちを迎えてくれる唯一の人間は、猫のデザインが施されたピナフォアにふさわしい服装をした上本尚子で、彼女は半ダースの猫が彼女の足元を渦巻く中、ロープでボートを固定しています。しかし、猫に夢中になった観光地としてのアオシマの日々は終わりました。10年前、ここには約1200匹の野良猫がいましたが、これは、大量のイワシを捕まえるために使用した網をかじっていたげっ歯類を殺すために漁師に依頼された動物の子孫です。地元の男性であるヒデノリと結婚して島に移住した上本さんは、今ではその数が80匹に近づいていると考えている。彼らは全員7歳以上で、3分の1は何十年にもわたる近親交配によって引き起こされる失明や呼吸器疾患などの病気と闘っています。「アオシマは観光地でも猫のテーマパークでもありません」と直子が言うと、猫たちは再び保護者の足元に溢れかえっています。「それはまだ生きていて、呼吸している島です。」・・・・・猫もそうだけど人口がねぇ。2017年に13人だったものが今日では6人だからね。上本さんも74歳っていってたから猫島の運命も風前の灯火だ。いろいろと県も手を打ってるらしいけど人口減には、為す術がないんだなぁ。限界集落の問題は他人事ではないからねぇ。動物が滅ぶときには人類も滅ぶんだから。
野菊が咲いていた
乱暴に扱っているのに
毎年同じ場所で
花を咲かせるから不思議
気にも留めてないけど
咲いていると
なぜか心が落ち着くね
自分の原風景に
咲いてた花のように
記憶の中に刷り込まれている
もっと大事に扱えばよいものを
と思いつつ
常にあるものだと思うから
ついつい
おざなりになるのかな
野の花って
それでも逞しいもんだね
スケッチをしながら
野生に感謝した