油絵はクセになりそうと思っていたら案の定クセになった。シンナーのせいかな?小さなキャンパスを引っ張り出してきてエスキースを描いている。エスキースって下描きのことだと本に書いてあった油絵は西洋画だから用語を覚えるのも絵のうちだと思ってカタカナで覚えている。少しは油絵のコツというのも分かってきたのでどうにかなるだろうと描きだした。油絵は描くことは勿論だがどういう化学変化をさせるかってことも要素の一つだから乾性油、揮発性油との使い分けとか混合とか面白いことも多い。ツヤをだすものツヤを消すものとかもあって面白い。大事なのはモチーフだとわかってはいるんですが素人の哀しさか性かついつい用具のほうに目が向いて「ある道具でやりなさい」と言われてもなとブツブツ。油絵を描いてて思ったこともう一つ。水彩はなるべくこじんまりと描きたいと思うのですが油絵はより大きなスペースで描きたいと思いました。絵具の特徴でしょうかね。描くより塗るだからかな。小さなキャンパスより大きなキャンパスに叩きつけるという感覚かな。そうしたいのはヤマヤマですがそうすればインク代も溶液代もキャンパス代も余計にかかりますのでワタクシとしましては気分は大きく持ちながらもコビトになったつもりで描く。小さなキャンパスに小さな筆で薄い目の油絵でもコビトの僕なら大きなキャンパスに大きな筆と思えますから。トホホ。貧しい絵描きの僕に出来るのは一つ・・・てか。
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