フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

フクシマの子甲状腺機能変化

2011-10-05 08:23:53 | Weblog
長野県に避難している福島の子供130人のうち10人から甲状腺機能異常が見られた。長野県松本市の認定NPO「日本チェルノブイリ連帯基金」と信州大の検査でわかった。これは、簡単に言えば「被爆」だ。これを政府は「フクシマ原発事故との関連は不明」としている。コレは、補償に直結するからだ。なんという国。それでもってタレントの口から「ひとくくりに被爆っていうのはどうだろう」と言わす。「被爆ってはだしのゲンの世界ですからね」とわけの分からないことも言ってたっけ。はだしのゲンの時の20個分だぜ。セシウム137に関しては168個分。すべての放射線量がはだしのゲンを上回っている。これは、被爆そのものだと思う。事実を事実として捉えて対処しなけりゃナンの反省も生かされないし展望も見えない。今後に及んで言葉のマヤカシを使って人心を惑わすことは止めようよ。それでなくても政府は何にもしないで民間グループが調べ上げた結果に真摯に向き合わず保身をはかってるんだから。甲状腺機能異常はこれからふえつづけるだろう。民主党の支持母体「連合」が脱原発宣言を昨日した。コレは、賢明な選択だと思う。はじめに態度を決めて対処すると言う姿勢がタレントにも政府にもこの問題に対しては必要だと思う。人心は迷うものだから。
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