フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

The fragility and tenderness

2024-03-06 08:26:25 | Weblog

モロッコの現代アートシーンでタブーを破った若きスター、ウフィアン・アバブリは、クリエイティビティを、これまでの人生で耳にしてきた「侮辱を反転させる」方法だと考えています。モロッコで同性愛者として育ち、その後フランスで移民となった彼は、有色人種がフェティッシュに扱われ、しばしば暴力にさらされるポストコロニアル世代と呼ばれる世代の一員でした。すべての名前を呼ぶことに対する彼の答えは、不遜でエロティックで、騒々しいほど明るい色彩に満ちた描画へのアプローチです。「スティグマを打破することがすべてです」と、アバブリ氏。そのため、アバブリは、英国の大手施設で初の個展を開催予定のロンドンのバービカンズ・カーヴ・ギャラリーの三日月形を見た時、アラビア文字のゼイン(ز)のカール形と、ゲイ男性に対する蔑称であるザメルの語頭にあるzの音を思い出した。「学校で聞いた言葉です」と彼は言う。アバブリの色鉛筆画とパフォーマンスアートは、39歳の彼を北アフリカで最も重要なゲイアーティストの一人にしました。2021年に発表したシリーズ「Yes I am」は、有名なゲイ男性の絵と、「私はただのホモではない、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインのようなホモだ」といったセリフを組み合わせた作品です。彼が言うように、「屈辱、疑惑、被害妄想は創造性を刺激する」のです。彼は、人種的、性的、植民地主義的な暴力に、しかし自意識過剰に優しく、非暴力的な方法で、自分の芸術に取り組むことを望んでいます。・・・・世界は広いねぇ。ゲイのアーティストねぇ。絵は、訴えてくるものがあるんだよなぁ、初期の頃の横尾忠則のイラストみたいに。なるほど、スティグマ(汚名)を打破することですか。だから色鉛筆なのかな。色鉛筆は誰でもが使える絵具だからね。ほかの絵の具はつかわないというのも、そこら辺に意味があるのかな。

ゲイのためなら・・・・ってか

色々なバックボーンを持った人が

描いた絵って

その世界を訴えてくるから

ハッとすることがあるよね

彼らがゴッホやピカソを越えられない

という事実もあるけど

そこは線引きして観てるから

それはそれでいいんじゃないかな

色鉛筆ねぇ

意外と色鉛筆で仕上げる絵って

難しいんだよね

誤魔化しが効かないから

ウフィアン・アバブリは

そこに惹かれたのかな

だろうな

 

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