フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

biodiversity

2021-10-10 09:51:12 | Weblog
diversityって単語もオリンピックで賑やかだったね。なにがダイバーシティかも分からないままマスコミは騒ぎ立ててたけど人々の反応は冷ややかだった、「みんな違ってみんないい」のだけどそれと多様性を結び付けるのはちょっと短絡すぎやしないかな。ところが生物に至っては「生物多様性」は重大でこれまでそのおかげで人間は存続してるようなもんだからね。それがここ近年の環境破壊で次々とレッドゾーンに追い込まれた動植物。これぞまさに人類の危機だそうですね。人は言葉以前から自然の中から薬効あるものを選んで利用してきたと言われてますよね。スノードロップなんか認知症を遅らせる成分があることが分かってますしヨモギにはマラリアの治療薬としての効能があることは昔から伝承されてました。柳の皮からアスピリンがとかカブトガニの青い血には細菌を探し出す力があるとか全て人工ではできないものなのです。それらを研究し抽出しでクスリというものが人類にもたらせられたわけでその自然を失くそうなんて自殺行為に等しいんですよね。生きとし生けるものすべて誰かの何かの役に立っているんです。動植物の絶滅危惧種、気になりますね。

この土手を歩けば
様々な雑草に
出会います
草は刈られても
踏まれても
また生えてきます
この生命力
何かに利用できないかな
禿げた頭を
ポンと叩いて
育毛剤かな なんて
草を抜いて
擦りつけてみた
青い汁が
額に落ちてきただけだったけど
それだけで
科学者になった気分がした
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