fauchonのprintempsという緑茶を冷まして飲んでいる。「春の緑茶」というのかな。冷めると甘くて美味しい。夏の入り口にはちょうどいい味だ。それにバラの花がはいっているのかな香りがとっても優しい。まるでモネになった気分。睡蓮の庭でも眺めて優雅なひと時を夢想する。目が覚めたらドクダミとカタバミが無造作に生えクスぼる庭が広がっているだけなんですけど。これも僕の可愛いモデルたちだから草むしりはしない。管理された庭は好きではないのだ。と僻みっぽく言ってからまたお茶を飲む。昨日、油絵を描く友人に聞くとペインティングナイフで素人は描いてはいけないというのが油絵の定石だそうな。10年やってはじめて使うシロモノだとある画伯が言ってたと教えてくれた。早く言ってくれよな。素人の哀しさで前にも言ったけどナイフで塗って盛り上げて大変なことになってるんだから。あれは左官のコテと同じだからね。平もできるし盛り上げもできる。油絵だから盛らなくっちゃくらいのノリでゴッホしたのが悪かった。ナイフで削り落とそうかとバジルにいうとアイツはケチだからイヤ、倹約家だから「インクがもったいない」という。それもそうかと手をこまねいているうちに絵は乾く。そこへ「ナイフで描くなんて10年早いわよ」って言われると「ウルセーバカヤロウ」ってなことになって益々ドツボにはまっている。だから気分直しにこのお茶がいい。緑茶とバラの香りが自分を立て直してくれてるようだ。リセットしたいのはヤマヤマだけどリブートで我慢しとこうか。
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