フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

オーロラシューズ

2007-09-08 19:55:26 | Weblog
ニューヨークのマンハッタンから北へ来るまで5、6時間行った所にあるというオーロラ村で作られたオーロラシューズが、今日届いたと店から電話があったので、早速貰いに行った。1足1足手作りのため、注文してから2ヶ月を要した。はじめは、履きにくいけど徐々に足に馴染むとのこと。アーリーアメリカンのクラフトマンシップが息吹いているというか、突然、大草原のローラの世界に入り込んだような気分にさせられる靴だ。足に優しいというか、素足でも履けてサンダルから靴になったという位置付けの靴なのかな。いつもブリークスを穿いて靴が目立つ格好をしてる自分にとっては結構楽しい靴の一つだと思う。それに、バーヴァーと同じで修理がきくのも気に入っている。まだ、履き馴染んだというわけではないけど履き心地は、悪くない。ハードではないので、ビーンブーツや、ワークシューズのように乱暴には履けないが大草原とか、ログハウスとか似合いそうだ。オーロラシューズでこの秋、フォークロアを楽しもう。マイケル ランダンになった気分で優しく、逞しいローラの父親を演じよう。ローラ インガルスの草原の家が目に浮かんできた。やっぱり、アメリカは、よきにつけ悪しきにつけ西部劇だよね。
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秋の風

2007-09-07 21:35:24 | Weblog
まだまだ、暑いのだけど時折秋の風が吹いてくる。何だかうれしくなる。そして、自分の居場所を探したいと思う。冬に備えてだろうか、夏の終わりにこの頃そう思うことが多い。少年の夏は終わり、大人の秋が来る。美味しいものが食べたいと市場に出かけるんだが最近魚ばかり買って来る。そういう年なのか、魚の味の中に昔の日本人を、日本人らしさを見つけようとしているのか。あの、高倉さんが、ひょんな事から、映画界へ入り、初めて顔にドーランを塗ったとき身を落としたと思って涙が出たと言ってた話を聞いて、日本人の美徳をもって育ってきたんだなと思った。そんな人だから、美しい日本人を日本人らしく演じることができるのかと思うと同時に改めて日本人の教育の凄さを感じた。日本人の花鳥風月を愛でる感性の基本って自律にあるんだと納得。納得したら何だか怖くない、廻りの価値観、ニセモノの感性。自分らしくとこの年になってそれを実感する。自覚すると自由が取り戻せたような気がする。僕らは、自由でいたような錯覚のなかで自由を見失っていた。アルキメデスが、Y=X2の中の面積を考え出したとき同じような自由を感じていたんじゃないかな。若い頃から夢見ていた自由とか自分らしさにやっと巡り合えた気がする。微分係数に左右されない積分、そんなものはないけど、はじめから1は1.0は0だからそれで行こう。秋風くらいの変化を楽しみながら。
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残暑

2007-09-05 19:50:13 | Weblog
ウルーは、すっかり家の猫になっている。台風の接近かどうか知らないけど蒸し暑い今日も家の中の涼しいところを求めてウロウロしている。トイレは、家の外の玄関脇の木の下と自分で決めているらしい。ときたま、家を出て、外の様子を見に行く以外は、家にいる。
部屋に入ってくるときは、必ず一声かけて入ってくるから面白い。人には媚びず、あまたい時だけ甘えて、後は、知らん振り。それでいて、どこかで、忍び寄る。そして、結構甘える。
甘えたいときに甘えさせておいたら、後は、何をしなくてもいいから楽。残暑が、厳しいときには、家の中で一番涼しいときにいて、人恋しくなったら、傍に来る。遊ぶだけ遊んだら、またどこかへ出て行く。そんな感じかな。どことなく、人間と近いような気がするけど
人が、猫を真似たのかな?今まで、足元で転がっていたけど、ふいとどこかに出て行った。
この感じ、流れ者のイメージで、結構、悪くないね。ほっといたら帰ってくるというのが、猫の基本イメージかな?それにしても、今日は、暑いね、ウルー?
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スクラップ&ビルド

2007-09-04 20:01:02 | Weblog
一晩おくと、風呂の水は抜けていた。やはり、素人は、詰めが甘い。なかなか難しいぞ。おまけに、安全装置が作動してるからプロの世話にならなくてはいけないとわかった。一段落して庭で水でも撒こうとして、ホースを持ったら水が出ない。ホースの元を見るとはずされていた。パンプが、はずしたんだ。まったく、これ以上ないくらいやってくれるから、もう、頭を思いっきり、バットやなんかでかっ飛ばして、地球の裏側まで届けたらすかっとするだろうな!ちょっと想像したら、いくぶん気分が良くなった。きっとパンプは、飛ばされた、地球の裏側でも、上手くやっていくだろう。買い物に出かけて帰ってみるとパンプが、お皿を洗っている。洗剤をいっぱい泡立てて、ムムッときたけどまぁおさえて
と思ってたが、卵かけご飯にかけるお醤油を丸々一瓶捨てられて、びんをあらっていたのには、ぷつんと切れた。パンプを台所から、引きずり出したら、パンプも怒った。ワーワー喧嘩して、やっと落ち着いたら、そろそろ、ビルドにしなけりゃという声がどこかで聞こえた。
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風呂を直す

2007-09-03 19:25:46 | Weblog
家の裏は、隣の庭と隣接してるから、蚊が多い。その蚊が、一番多く集まるところに風呂の焚き口があって昨日壊されたまんまで放ってあった。まず、スキンガードを降りかけ蚊取り線香を焚いていざ出陣。構造が簡単だからすぐに直るだろうと高をくくっていたのが大間違い。ゴム管が合わない、おかしい。これでもか、これでもかとやってるうちに保水能力に欠けた頭から、滝のように汗が流れ、スキンガードの一部を洗い流した。そしたら、早速、蚊がきて、ちくり。風呂は上手く直らない。ふと見たら、何か、形が変。家の風呂釜横向きだったかな?煙は上に。あっ!これって、パンプが横倒したんだ。縦に直してゴム管を設置すると、今度は上手くいった。やった!直ったと思って、水をためて火を点けてみたけど点かない。ガックリ。横倒しにしたから安全装置が働いてガスを止めているんだと推理して、取り扱い説明書を見ようといつも置いてるところを見たら、ナイ!パンプが、どこかへ持っていったらしい。ガックリ。まだまだ、時間がかかりそう。
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風呂が壊された

2007-09-02 20:21:44 | Weblog
風呂を点ててもう沸いたかなと思って蓋をあけると沸いてない。どころか水がない。おかしい。壊れたのかなと思って、思い当たった。今日、家の裏でパンプが、吼えていた。どこにいるのかと思ってみたとき。風呂の焚きぐちを抱えて向こうにやろうとしていた。慌てて、「それを動かしては駄目だ」と叫んで止めたけど、そのとき、ホースが外れて壊れたんだろう。どうして、何でもかんでも破壊するのだろう。そのたんび金がかかる。分かってないだろう。保水力のない頭から、流れる汗をものともせず修理にかかったが、暗いのと蚊が多いので途中で諦めた。構造は、簡単なんだから、水漏れのないようにすればいいはずなんだけど、ガスがつかないや。明日にしよう。土佐が銅メダルをとって胸のつかえが下りたというか何かうれしい日だったのに、全く腹が立つ。こういうのをストレスというんだよ。まぁ、自分を破壊しないだけましかと気をとり直して自分を慰めつつやるしかないのか。何が、認知症だ。バカヤロー!
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67億分の1の気の毒

2007-09-01 19:23:24 | Weblog
世界陸上大阪の大失態!こんなの見たことないよ!昔なら、腹切もんだぜというようなミスが起こった。選手がしようならしかたがないけど、なんと誘導者が誘導を間違えて、選手を失格に導いた。陸連、しっかりしろよ!一番しんどくて、一番イライラして一番リタイアする選手が多く出る競技、「50k競歩」でそれは起こった。しかも、日本のエース山崎が、その被害者となった。8位入賞を目指して、中盤までトップグループで頑張り、メダルの期待をもたせての快歩。終盤過酷な暑さの為に意識朦朧となりながら、それでも8位をキープして頑張っていた。給水で蘇生してもすぐ意識が飛ぶ、もうフラフラな状態で、後2キロを残したところを行っていた時にその悲劇は、起こった。何を間違ったのか、誘導の3~4人が、ゲートに向かうように指示したんだ。山崎は、意識が半ばない状態で競技を続けていた。それでも選手の自覚として体は、そっちじゃないと反応したらしいが、こっちこっちと3人に言われたら無意識の体は、ゲートの方に進んだ。アナウンサーが叫ぶ、「違う、間違ってる、(誘導員は)何やってるんだ!」万事休す。67億分の1の本当に気の毒だった。こんな陸連なら、選手がかわいそうだね。

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