フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

あけび と シークワーサー

2011-10-09 08:58:16 | Weblog
秋の味覚「あけび」。いまぼつぼつ産直市場に並びだした。でも高くってもうちょっと待ちだなと思っていたら田舎のスーパーの産直コーナーに手頃な値段のを見つけた。畑で作ったんだろう。もう完全に紫に輝いている。野性のものは、なかなか紫までいかないんだ。アケビを買って隣を見たらシークワーサーを売っていた。シークワーサーって搾ったビン入りは買ったことがあるけど果実は見たことなかった。こんなに小さいものなのというのが実感。ビー玉くらいの大きさで切ると皮がうすく搾ると結構ジュースがでる。思いっきり酸っぱいけどさわやか。炭酸で割って飲むとウマイ。アケビもたべることしか考えてなかったけどバジルが「絵に描け」と言うからそのことを思い出して絵に描いた。


野性のものは、鳥や獣達が食べていたものを・・・・。東北の猪から基準値以上の放射性物質がでたってね。人間は、山のもの、畑のもの、海のものと安全なものが探せるけど鳥や獣達は安全な食べ物を探せないからな。この事実を見てもまだ原発の地域振興金をあてにする輩がいる。まさに何とかいわんやですね。未来が考えられない人に未来はない。
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色なき風 花野

2011-10-08 09:41:28 | Weblog
起きると喉が痛かった。冷えたのか疲れているのか風邪なのか分からない。いまも喉は本調子ではない。なんか微妙。朝、人参ジュースを作ったので絞った後の人参を使って久しぶりにランチ用にと「人参ハンバーグ」を作った。人参の甘さがほんのりとして美味い。お昼が楽しみ。
秋の風を「色なき風」という。そしてもう一つの季語が花野。花野といっても春の咲き誇ったイメージではなく楚々として枯れ行くイメージかな。秋は、陰陽五行説では「白」かの詩人「白秋」とはここからきているらしい。名前ひとつでその人の世界が頭に浮かぶね。そうだ、こういう世界で僕は生きたかったんだと色なき風の中を歩きながらその世界を目に浮かべていた。
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原発レッスン2

2011-10-07 08:18:54 | Weblog
今日もラジオで武田鉄矢さんが「原発レッスン」とした話の中でこの人は、原発推進の立場なんだろうかと思わせるニュアンスで話していました。ウランを使わない原発。小型の原発の開発をすすめて安全な原発開発をみたいな話だったけど。コレってヘン。そこまで原発にこだわる理由って何ナノかなと思ってしまう。ウランを使わないといってもトリウムもウラン変換して使うのだからプルトニウムは出ないけど核廃棄物は発生するのだから安全とは言えないよ。小型原子炉にしても理論上は安全らしいけど(専門家によって意見は異なる)人間が扱うんだから絶対安全とはいえない。ある原子力の専門家の博士は、今年5月にウラン235を詰め込んで爆発させるのが原子爆弾。フクシマの原発事故での爆発は核爆弾の爆発と違うと言ってたけどプルトニウムが飛び散っている事実を前に今どう思ってるのだろう?こんな専門家でも予測できないものを公共の電波を使ってさも知ったかぶりで人心誘導をしていいものだろうか。これからの原子力技術はプルトニウムの安全処理に向かうべきでプルトニウムが武器として使われるのを防ぐことへ使われなくてはいけない。結果が分からない原子力よりもう一度、暮らしの原始力を見直そう。
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ロッジ

2011-10-06 08:29:40 | Weblog
オフシーズンのキャンプサイトへ行った。もっと秋が深まっているかなと思ってたけどまだまだであった。ここには誰もいない。完全独占状態。静かでさわやかな風が吹いていて空気がおいしい。


ロッジが何棟か建てられていて、いい雰囲気。ここのロッジは、自分が見た中では一番いい。へんに整備されてなくてそれでいて掃除はされていてきれい。そのうちの一番高いところにあるロッジの一棟に上がってテラスでご飯を食べた。


ドアを引くと開いた。中は二段ベッドで扇風機が置いてあった。きっと管理の人が鍵をかけ忘れたのだろう。やった、今日は独占だ。といっても無断で部屋を使うわけにはいかないのでテラスを借りることにした。自然の中のロッジ。すぐ下に谷があってまるで
草原の我が家のようだ。谷の護岸は土佐積みという自然工法で堤が石積みであたりの景観を壊していない。谷に下りてみると蛇がでてきてあいさつしてくれた。これがまた由緒ただしいシマヘビでマロン色の体にチャコールグレーのストライプ。蛇の中でもこいつは美人と言える顔だった。おとなしい蛇だからちょっとこっちを見てすぐにいなくなった。帰りには、落ちている栗を5個くらい拾って向かいの滝を眺めた。

いいな、ここ
紅葉の季節にはまた来よう。
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フクシマの子甲状腺機能変化

2011-10-05 08:23:53 | Weblog
長野県に避難している福島の子供130人のうち10人から甲状腺機能異常が見られた。長野県松本市の認定NPO「日本チェルノブイリ連帯基金」と信州大の検査でわかった。これは、簡単に言えば「被爆」だ。これを政府は「フクシマ原発事故との関連は不明」としている。コレは、補償に直結するからだ。なんという国。それでもってタレントの口から「ひとくくりに被爆っていうのはどうだろう」と言わす。「被爆ってはだしのゲンの世界ですからね」とわけの分からないことも言ってたっけ。はだしのゲンの時の20個分だぜ。セシウム137に関しては168個分。すべての放射線量がはだしのゲンを上回っている。これは、被爆そのものだと思う。事実を事実として捉えて対処しなけりゃナンの反省も生かされないし展望も見えない。今後に及んで言葉のマヤカシを使って人心を惑わすことは止めようよ。それでなくても政府は何にもしないで民間グループが調べ上げた結果に真摯に向き合わず保身をはかってるんだから。甲状腺機能異常はこれからふえつづけるだろう。民主党の支持母体「連合」が脱原発宣言を昨日した。コレは、賢明な選択だと思う。はじめに態度を決めて対処すると言う姿勢がタレントにも政府にもこの問題に対しては必要だと思う。人心は迷うものだから。
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原発レッスン

2011-10-04 07:56:31 | Weblog
タレントの武田鉄也さんがやってる番組でなんかの本を叩き台にして武田さんの解釈を聞かすと言う番組なんだけどいまやってる「原発レッスン」の中で今回のフクシマ原発事故は「天災が引き金を引いた人災です。これを忘れないで下さい」と言ってた。まるで天災がなければ人災は決して起こらないかのように。天災を受けたのは原発だけじゃない。それでも人災を起こさなかった人々や地元の企業が多くある。ということは、じんさいなんだよフクシマ原発の事故は。なぜか、武田鉄也さんの解釈は、「詭弁を弄して人心を惑わす」原子力村のテクニックに近いものを感じたね。天災で潰れた企業がたくさんある中で、人災も引き起こしてそれも致命的な人の命に危険を及ぼすような事故を引き起こしておいて企業が潰れてないのはおかしいと思わないかい。潰さないには、不思議だと思わないかというくらいのことは言ってもらいたかったな。所詮、タレントの知ったかぶりってこの程度かと思って情けなかった。ディレクターからチェックされた原稿を読むだけじゃなくもっともっと深読みして話してくれよ。金八先生なんだからね。
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運動会

2011-10-03 08:19:53 | Weblog
昨日ダウン症のシュータンの運動会があったので見てきた。養護学級といえども全体行事だから健常者と混じっての活動だ。小学校ではじめての運動会。白組だ。なんとかダンスとかけっこと玉いれが出場種目だったかな。玉いれでは、投げたおじゃみが全部あたまの上に落ちていた。手旗を持ったダンスでは、旗がゆれるもんだからくるくるくるくる自分で回ってた。それでもダンスはフライング気味にこなした。ダンスに関係なく回っている子がいると思ったらシュータンと同じクラスの子だった。やっぱりというのが実感。そして圧巻は、かけっこ。100m走か80m走かわからないけどトラックのコーナーを回ってのゴールというコースだ。きれいにスタート。スタートダッシュで出遅れる。腕はさげたまま。なんば走りか。どこまでいっても話される。それでも走るのを辞めない。半周遅れでも走る。走りながら挨拶する。これには見ている保護者から笑いが起こる。それでも彼ができる精一杯の走りでゴールするとこの運動会で一番大きな拍手が鳴った。僕は、コースを間違えずによく走ったと彼の成長を感じていたんだけどみんなは、あきらめずに良く走ったことで微笑ましい気分になったらしい。シュータンの頭脳年齢はいま3歳ということだから3歳の子が6~7歳の子と同じトラックで同じ距離を一斉に走ったと思えばよく走ったということだ。これでまた彼の名前は多くの保護者にも覚えられるだろう。「白組勝ち」大変面白い運動会をありがとう。
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a home in the meadow

2011-10-02 09:37:03 | Weblog
Away away come away with me
where the grass grows wild and the winds blows free
Away away come away with me
and I'll make you a home in the meadow
Come come there's a wondrous land
For the hopeful heart
For the willing hand
Come come there's a wondrous land
where I'll build you a home in the meadow

デビーレイノルズの歌声が懐かしい「草原の我が家」。邦題「牧場の我が家」だね。イギリス民謡のgreensleavesが元歌なのかな、哀しい恋の歌、未練たっぷりの歌詞よりこっちの牧場の我が家の歌詞が好きだ。未来が広がっていくようでどんな苦労にも負けない意志がはっきりしていてヨーロッパで食い詰めた者達の渇いた喉を潤す清水のようにこの歌が西武開拓を表現している。

遠く遠くはるか彼方へ 一緒に行こう
草は茂り 風薫る西部へ
遠く遠くはるか彼方へ 一緒に行こう
そしてそこの草原に家を作ろう
行こう すばらしい土地へ
希望を胸に 思いを手にし
行こう すばらしい土地へ
僕は、草原にキミのための家を建てるだろう。

僕が、子供の頃に観てた映画、僕らが憧れたアメリカンスピリッツがここにある。作家の山本一力さんが「昔日のあのトマト」という新聞のコラムで幼い時に食べたトマトの味をアメリカの田舎町で見つけた。ジョン万が住んでた町だ。もう160年が過ぎているのにこの町では、その間、同じトマトを作り続けていたのだと感心。そして、「日本は、何か大事なものを失いつつある気がしてならない」と結んでいた。僕らは、これ以上、大事なものを失い続けるのだろうか。アメリカでさえ誰かがまだ変わらないものを支えているというのに。


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土佐の豊穣祭

2011-10-01 17:23:17 | Weblog
昨日は、飲み会があって午前様。しかし7時には起きて犬の散歩を済ませ、犬と猫に餌をやり自分は、むかつく気分だけど無理して味噌汁と漬物で朝食を摂りあとで碁石茶を飲んだらいくぶんよくなったので昼ごろから「土佐の豊穣祭」が開かれている会場を覗いた。


なんでも600メートルの良心市が並ぶと言うので期待して見に行ったけど田舎の良心市を見てるものにとったらちょっと高いんじゃないかと言う気がした。そしたら若い人も通りすがりに「高いよ」と言っていたのでみんなの感想なんだろう。肉を焼いているところと四万十栗を煎っている所、焼き鳥に大勢が並んでいた。広いテーブルではビールを片手にめいめいが好きなものを食べていた。


僕は、お茶と塩焼きそばを買ってパラソルのあるテーブルで食べた。ゲートのところで子供達が「猫をもらってくださーい」と声を張り上げていた。みると子猫がゲージに入れられて不安げにこちらを見てた。
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