鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第189回】 貪欲なスタンス

2011年07月08日 | 住宅コンサルタントとして
クライアントのスタッフの中には、ものすごい潜在能力を秘めている方が何名かいます。

その中の一人の方は、とにかくすごいっ!

というか、本来それが当たり前なのですが、
最近の若い方があまりに消極的なのでそう思うのかもしれません。

その方は、上司が打合せで出かける際に、

「私も同席させていただいてもいいですか?」

と聞いてくるのです。

同席して、商談の進め方や雰囲気などを貪欲に吸収しようとされているのです。

また、見込み客に対する進捗確認をしていても、
お客様の情報の把握に関して、ツボをちゃんと押さえているのです。

仕事に対するスタンスといい、センスといい、
教えられて身につく領域を超えた部分は、本人の姿勢でしかマスター出来ませんが、
その部分をちゃんと持っているのです。

思えば、私自身、前前職の営業マンだった頃、
先輩の営業マンに「同行させて下さい」とお願いしまくっていました。

コンサルタントになりたての頃も、「同行させて下さい」と言いまくっていました。

こうした貪欲なスタンスを持てていたからこそ、それなりにやってこれたのかと思います。

今の若い方は、周囲が教えてくれるのを待っているスタンスの方が多いと感じています。
しかしながら、自分自身が知りたい、習得したいと思う気持ちがなければ、
本当に自分自身のモノになりません。

貪欲なスタンスを持っている若い方を見ると、心から応援したくなりますし、
自分自身ももっと貪欲であらねばならぬ、と思います。

いつまでも成長することに対し、貪欲でありたいものです。
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