鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第203回】 自分のリズム

2011年07月22日 | 住宅コンサルタントとして
毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きる、
規則正しい生活がいいと言われていますが、
コンサルタントの仕事をさせていただくようになって6年、
規則正しい生活ということは、頭の中にありません。

常にさまざまなクライアントのことを頭の中でイメージしていて、
あるクライアントにとっていいアイデアが突然浮かぶことがあります。

そうすると、夜中であってもすぐにデスクに向かって、そのアイデアをまとめます。
朝、起きたら、当然ながらその時の熱いアイデアは冷めてますから、
その瞬間が勝負になります。

私の場合、自宅であろうと出張先であろうと、早めに床に就き(大抵、夜の9時前です)、
夜中1時か2時に目が覚めてしまったときに、
なかなかひらめかなかったアイデアが突然ひらめくことが多いです。

昨日もまたそんなことがあり、夜1時に目が覚め、そこから猛然と仕事をしていました。
あるクライアントが雑誌に掲載する記事のデザイン、およびそのコピーを
夜中1時過ぎから2時間足らずでやりきってしまいました。

このスピード感が、いつも続けばいいのですが、ある日突然やってくるので、
そのタイミングで特に0から1を生み出さなければならない仕事をやりきってしまいます。

稀に私がクライアントの皆様に、夜中2時とか3時にメールをお送りすることがあるかと思いますが、
それは徹夜ペースで仕事をしているのではなく、夜中突然アイデアがひらめいて起きて、
そのアイデアをまとめる仕事の後、普通に仕事をしている、というわけです。
基本的に、私はある一定時間寝ないと頭が働かないため、徹夜はしません。


こんな風に、おそらくいろんな人にそれぞれのリズムというのがあるかと思います。

細かな事務仕事は、早朝にやった方がいい人。
夜中に非常に頭が冴える人。
移動時間に、いいアイデアが思いつくことが多い人。
お風呂の湯船につかりながら、突然ひらめく人。

自分のリズムを把握する。
そして、目の前の仕事を組み立て、最も効率的に進むように、仕事を組み立てる。

こうした小さな工夫が、実はとても大切だったりします。

私の場合、仕事がイメージ通り進まなかったら、そこで無理して仕事をせず、
まず思いっきり寝るようにしています。

やらなければならない仕事がある場合、必ずあるタイミングでスイッチが入り、
そのスイッチが入るとスムーズに仕事が進みます。
(そのタイミングが、大抵夜中なのです)

こうして、自分のリズムを何となく掴んでいて、そのリズムに合ったやり方で仕事をしているので、
ストレスらしきものが全くないのかもしれません。

皆さんは、自分の仕事のリズムを掴むことが出来ていますか?
効率的に仕事が進む工夫が出来ていますか?
コメント
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