鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第192回】 理念経営を貫く

2011年07月11日 | 住宅コンサルタントとして
自社が存在する理由。
自社が事業を営む上での最終的な目的。

これが、私が考える理念です。

自分達が仕事をする上で、常に意識し、判断に迷った時に立ち返るべきものが理念です。

この理念に基づいた経営こそが、最高の経営だと信じています。

ただ、「理念=難しい」というわけではありません。

「とりあえず、ウチの理念はこうやし、それを貫けばお客様は価値を感じてくれるんとちゃう?」

というような感じでも全然OKだと思います。

この理念に基づいて、目標を設定し、各種戦略を構築していく必要があると思います。

ただ、ここの理念が明確に定まっていない会社が結構多いのです。
で、目先ばかりを追いかけてしまっています。

目先の数字ばかりを追いかけ、「結果さえ出ればそれでOK!」という
浅はかな会社も残念ながらあります。

ただそういう会社は、結局のところ、目先の数字にも困るようになっていってしまうのです。

私のクライアントや、私が個人的に知っている会社の中で、
本当に超一流だと思う会社は、自社の理念がやはり非常に明確です。

そして、その理念に沿ったモノの考え方や行動をし、軸がブレていないのです。

こういう会社は、間違いなく地域№1の会社に成長されますし、
そのスタンスさえ崩れなければ、商売を続ければ続けるほど商売がドンドンやりやすくなるのです。

一流の会社のスタッフに、一流の人が触れると、たくさん感じることが出来るのですが、
レベルが高い人と接しても、接する側のレベルや感性が低かったりズレていては、
その素晴らしさを感じることが出来ません。

皆さんの会社は、理念が存在しますか?
創業者がつくったその理念の本当の意味を理解することが出来ていますか?

目先の数字にのみ一喜一憂していませんか?
コメント
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