鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第194回】 真のトップ営業マン

2011年07月13日 | 住宅コンサルタントとして
営業センス溢れる営業マンは、ある一定の割合で存在します。

しかしながら、よく似た営業センスを持っている営業マン同士でも、
結果(=受注棟数・受注金額)は大きく異なります。

正直、センスだけでは、一瞬売れるかもしれませんが、
長い年月で見れば、そういう方は鳴かず飛ばずになってしまうのです。

長い期間、ずっとトップを張れる営業マンというのは、
新規に対応したお客様からの受注ばかりではなく、
OB施主様からの紹介の受注比率が30%~50%くらいになるのです。
(自分個人に来る紹介+会社に来る紹介を合計して、です)

紹介がほとんど発生しない営業マン、
すなわち新規のお客様からしか受注手段がない営業マンは、
年齢を重ねていき、家を建てるお客様の平均年齢と差が出てくるほど、
受注出来なくなっていくのです。

だから、世の中には40代半ば以降で、いろんな会社を転々としている
うだつの上がらない住宅営業マンが存在するわけです。

自分を応援して下さるお客様を持っていないから、安定的な受注が出来ないのです。

今、そこそこ売れているからということで、ちょっと有頂天になっている営業マン。
もっとお客様がご来場されれば、自分は受注がもっと上がると思っている営業マン。
こうした営業マンは、いつになっても応援して下さるお客様の基盤が出来ません。

では、どんな営業マンをお客様は応援したくなるのか?
どんな人に情報が集まるのか?

ここの本質を分かっている人、もしくは本能的にこうしたことを理解している人が、
いろんな方から可愛がられ、紹介の話が舞い込んでくるのです。

そのポイント、皆さんは分かりますか?
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