鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第211回】 未来を具体的にイメージすること

2011年07月30日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアの地域№1の住宅会社でのコンサルティング。

このクライアントは8月が決算なのですが、
今期は昨対比120%以上とまずますの結果。

来期、更なる飛躍をしていただくために、私として様々な戦略提案をさせていただいていました。

ベースとなる商品をバージョンアップし、
更にその商品の価値を市場のお客様にお伝えするためのマーケティング戦略、
そしてコストダウンの手法、その新商品の売り方などを経営陣とかなり具体的に煮詰めました。

そしてその後、それらを現場のスタッフに落とし込み。

「こういう商品改良をおこない、こういうマーケティングを実施し、
こういうセールスをすれば、皆さんは今まで以上に売りやすくなります」

ということをお伝えさせていただいたのですが、
現場のスタッフの表情、そして社長の表情が何だかイキイキしてくる感覚を覚えました。

もう、私の頭の中では完全にイメージが出来上がっているので、
そのイメージを中継するかの如く、5時間以上しゃべりっぱなし(←うるさかったと思います)。

大抵の人は、「こうすれば上手くいく」ということがイメージ出来ていると、
自然とモチベーションが上がるものです。

組織のモチベーションを高めるためには、やはり組織として何を重点に取り組むのか、
そしてそれに取り組めば、どれくらいの効果が期待できるのかということが
明確になっていることが望ましいのです。

そのために、常に自社の1年後、3年後をイメージすることが大切です。

皆さんの会社は、組織としての1年後、3年後のイメージが明確になっていますか?
そしてそうした組織になるために、何に取り組まなければならないか、イメージ出来ていますか?
コメント
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