鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第206回】 商売の原点

2011年07月25日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、とあるクライアントが開催していた現場見学会に参加していました。

時期の問題、エリアの問題等あって、新規の来場者数はイマイチの結果でしたが、
昨日は商売の原点を見ることが出来ました。

現場見学会の間、お客様がたくさんのお友達を呼んで下さり、
そこで自社の家を建ててくれたクライアントをしっかりと紹介してくれていたのです。

私もビックリするくらい、たくさんのお友達、親戚がご来場されました。
そして、自慢の我が家をお友達に熱心に説明してくれていて、
それが自然とクライアントのPRになっているのです。

地域性があるのかもしれませんが、こうしたお施主様のつながりで
新しい方との出会いが広がっていくことは、商売の原点のような気がするのです。

そして、見学会の最中、会場のお隣にお住まいの方がリフォームの相談に来られ、
途中で担当者が現調に行くシーンも見ることが出来ました。

このエリア内で、クライアントのことを知っている方が、ある一定の比率に達した時、
たくさんのお客様がご相談をしてくれることでしょう。

そして、お施主様が満足する家をつくり、満足されるような対応をしたからこそ、
昨日の光景があったのだと思います。
これが、契約後に手のひらを返すような、誠意のない対応をしていたとしたら、
見学会も開催させていただけなかったでしょうし、こんな雰囲気にはならなかったでしょう。

見学会の間、お施主様はほぼ1日、現場におられ、ほのぼのとした空気でした。

目の前のお客様が、次のお客様を連れて来てくれる・・・。
そんな状況が、皆さんの会社に頻繁に起こっているでしょうか?
今、お仕事をさせていただいているお客様に本当に満足していただいているでしょうか?

商売の原点を忘れずにいたいものです。
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